ゴム・ビニール手袋特集 三興化学工業 シルキーゼロが収益に貢献 カープとコラボ「鯉手袋」が反響

2017年05月29日

ゴムタイムス社

三興化学工業 シルキーゼロが収益に貢献 カープとコラボ「鯉手袋」が反響

広島東洋カープとのコラボ商品「どーんと鯉手袋」 三興化学手袋特集用

広島東洋カープとのコラボ商品「どーんと鯉手袋」 三興化学手袋特集用

 手術用手袋の国内トップメーカー、三興化学工業(広島県大竹市、望戸清彦社長)の17年3月期は、16年9月に発売した手術用手袋の新商品「サンコーシルキーフィットZero(ゼロ)」が貢献し、売上は3%増、利益も若干の増益となった。

 シルキーフィットゼロは、その名の通りゼロへの追求をテーマに開発した手袋で、「ラテックスタンパクがゼロ」「加硫剤・加硫促進剤がゼロ」「パウダーがゼロ」「ゴム臭がゼロ」などを実現した。材質には手術用手袋で世界初の熱可塑性エラストマー(TPE)を使用した画期的な商品となっている。

 医療用手袋では、FDA(米食品医薬品局)が16年12月、手袋についているパウダー(コーンスターチ等)にアレルギーなどを誘発するリスクがあるとして、パウダー付き手袋の使用を禁止した。FDAの措置を受け、厚労省も同月、18年末までにパウダー付きからパウダーフリー手袋に切り替えるように通達した。

 そのなかで、万全のアレルギー対策を実現したゼロは、センセーショナルな商材として、顧客にすんなりと受け入れられ、さらなるすそ野の広がりに期待している。

 また、広島県内で大きく反響を集める新製品に、「どーんと鯉(こい)手袋」がある。これは広島東洋カープとコラボした家庭用の天然ゴム手袋で、16年10月に発売した「手袋美人」をもとに商品化した。開発にあたっては、医療用手袋で培ったノウハウを活用し、指先の形状に工夫を加えたほか、手袋の裏面は特殊な綿製の毛を付けることで、スムーズに着脱できるようにした。

 鯉手袋は現在、県内のドラッグ店や大型ブックセンターなどで販売されているほか、金融機関が

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