ブリヂストン タイヤの日安全啓発活動を実施

2017年04月12日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは4月7日、全国各地で「タイヤの日」安全啓発活動を実施した。

 安全啓発活動は、顧客並びにタイヤ販売店に日頃のタイヤ点検の重要性を再認識してもらうことを目的に行っている。

 啓発活動には、ブリヂストンだけでなく、同社の国内販売会社であるブリヂストンタイヤジャパンの従業員や多くの幹部が参加した。

 このうち、湘南菱油丸山台営業所(横浜市港南区)では、ブリヂストンの清水実執行役専務(ブリヂストンタイヤジャパン代表取締役会長)が訪問し、給油に訪れた一般ドライバーにタイヤの空気圧や残溝チェックなどの日常点検の重要性を説明した。

 同営業所で清水氏は、その昔「2㎞に1店ブリヂストンのサービスショップ」というテレビコマーシャルを流すなど、同社はSS(サービスステーション)と密な関係を築いてきた。SSはタイヤを販売するだけでなく、来店客にタイヤ点検を行ってきた歴史がある。ただ、SSはピーク時の6万店から3万店に減り、高速道路でタイヤの空気圧が不足する車が2割というデータもある。

 その上で、「同社がどんなに素晴らしいタイヤを作ったとしても、空気圧が入っていないと燃費は向上しない」とタイヤの日常点検への重要性を強調した。

 さらに、清水氏は、タイヤの日常点検については、SSだけでなく、タイヤ販売店、カーディーラー、整備工場などでも力を入れて取り組んでいる。同社としても販売店と協力しながら、同社の「ちゃんと買い」を啓蒙することで、タイヤ点検の頻度を上げていく。そのためには、業界全体でタイヤ点検を盛り上げていく必要があると語った。

 清水氏は、この後もタイヤショップを訪問し、タイヤ点検の重要性を啓発した。

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