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三菱ケミカルHD 2017年度新入社員歓迎式を開催

2017年04月03日

ゴムタイムス社


 三菱ケミカルホールディングスは4月3日、2017年度新入社員歓迎式を開催した。

 あいさつを行った越智仁社長は、まず同社を取り巻く環境について「世界経済は低成長の時代に入っている」として、英国のEU離脱、米国のトランプ政権の動向など政治・経済の先行きは不確実性を増す一方、人工知能やロボティクスなどの科学技術の進化はビジネスに質的な変化をもたらし、個人も創造性、活力が強く求められる時代になっていくとの認識を示した。

 また、超高齢化社会、地球温暖化、水資源の偏在などのいわゆるグローバル・アジェンダは社会、地球の持続可能性を危うくしているとして、その解決を全人類の喫緊の課題だと位置付けた。

 このような状況下、「企業は人、社会、地球の持続可能性について大きな責任を負って」おり、同社は、そうした世界の状況に先んじて、企業価値を財務のみに置く企業像から脱却し、イノベーションの追求やサステナビリティへの貢献など非財務価値も重視した「KAITEKI価値」を志向する姿勢を打ち出していることを紹介した。

 具体的には、資本効率の向上(MOE)に加え、革新的な製品やサービスの創出(MOT)、人類、社会、地球の持続可能性向上に資するソリューションの提供(MOS)の3つの価値の総和を企業価値として、この価値を高める「KAITEKI経営」を推進しているとした。

 その上で、新入社員に対し「熾烈な競争を勝ち抜くために、すべてのチャンスを活用し『貪欲に学べ』」「自らの業務役割を深く考え、行動を起こし、責任を持ってやり遂げよ。『仕事のプロになれ』」「失敗を恐れず新たなフィールドへ果敢に挑戦し、価値を創造し続けよ。『積極的に行動せよ』」の3点を深く心に刻むよう求めた。