横浜ゴム 「シンク・エコひらつか」収益金を石巻市に寄付

2017年01月26日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは1月26日、平塚製造所(神奈川県平塚市)で昨年11月12日に開催した体験型環境イベント「第8回シンク・エコひらつか2016」での模擬店の売り上げなど収益金51万7000円を、1月23日に東日本大震災の義援金として平塚市を通じて石巻市(宮城県)に寄付したと発表した。

 平塚市は石巻市と災害協定を結んでおり、義援金は被災地支援に役立てられる。義援金の寄付は東日本大震災が発生した2011年から行っており今回で6回目、累計金額は212万776円となった。小林一司執行役員平塚製造所長、長尾亨平塚製造所長代理らが平塚市役所を訪問し、落合克宏平塚市長に義援金を手渡した。

 「シンク・エコひらつか」は、環境保全に取り組む横浜ゴムの企業姿勢を知ってもらうことを目的に、09年から毎年開催している体験型環境イベント。「みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる」をコンセプトに、環境や自然について触れる展示や催しのほか家族で楽しめるゲーム大会や模擬店などを提供しており、今年は来場した約3000人の地域住民や従業員家族との親睦を深めた。

 また平塚製造所では、13年から平塚市内を流れる金目川での生物多様性保全活動に取り組んでおり、14年から同イベントに合わせ「生物多様性パネルディスカッション」を開催している。活動内容を紹介するとともに、関係者からの意見を取り入れ活動の発展に役立てている。

 

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