ローランドDG 切削加工機「 iModela」発売 3D切削加工が可能 

2011年10月12日

ゴムタイムス社

  ローランドディージー㈱は5日、PCと接続して使用するデジタルクラフトツール「IMODELAIM―01」を、11月9日に発売すると発表した。
 新製品は回転する刃物でアクリル板などの樹脂材料を切削する加工機。加工用のカッターは市販品を利用でき、DIYショップや模型店などで購入できる。本体には電源とインジケーターLEDのみを配置。加工材料やカッターのセッティング以外のほとんどをUSBで接続したPCの画面上で操作できるよう専用コントローラーソフトウェア「iModela Creator」を標準で付属した。対応OSはWindows 7/Vista/XP。
 コントローラーソフトウェア「iModela Creator」は、わかりやすいアイコン表示を採用。文字や図形を組み合わせ、思い描いたアイデアをノートにスケッチするように、PCの画面上で表現できる。また専用のCAMソフト「MODELA Player 4」を使用すれば、3Dデータを自由に切削加工することもできる。小さな動物フィギュアなどのオリジナルアクセサリーから、スケールモデルの改造パーツやフィギュアの装備品、鉄道模型用小物までさまざまな加工ができる。
 本体のサイズは214(幅)×200(奥行き)×205(高さ)mm、重量は1.7kg。最大加工エリアは86×55×26mm(X×Y×Z)。
 同製品の購入前から使用中まで、ユーザーをサポートする特設サイト(icreate.rolanddg.com)も発売と同時に開設される。
 同サイトは、同製品の本体やオプションパーツ、各種材料、補修パーツなどが購入できるほか、FacebookやTwitterともリンクしており、コミュニティーに参加して世界中のユーザーと情報交換ができ、自分で作った傑作の投稿もできる。また、専用Facebookページも発売に先駆けて先行オープンする。
 価格は7万5000円(税込7万8750円)。

 

関連キーワード: ··

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー