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日本ミシュランタイヤ パイロット・スポーツ4S発売

2017年02月22日

ゴムタイムス社


 日本ミシュランタイヤは2月20日、メルセデス・ベンツ コネクション東京で新製品「ミシュラン・パイロット・スポーツ4S」の記者発表会を開催した。

 新製品は高次元のドライ&ウェットグリップと優れた応答性・操作安定性を備えるハイスペック・スポーツタイヤでありながら、タイヤラベリング制度においてウェットグリップ性能「a」を備えている「パイロットスポーツ」シリーズのフラッグシップモデルで、19インチと20インチの計39サイズを4月1日に発売する。

 発表会では、最初にポール・ペリニオ社長があいさつを行い、「ミシュラン・パイロットシリーズ20周年になる記念すべきスポーツタイヤになる」と新製品を紹介した。
 また、昨年の新製品説明会で明らかにしていたスポーツタイヤシリーズの販売本数を、対前年比で10~20%成長させる目標を達成したことを報告し、今年度も、販売本数を対前年比2桁増加させる目標を示した。

 続いて、成瀬朋伸マーケティング部ブランド戦略マネージャーが開発の背景を説明した。

 同社が行った調査によると、ユーザーにスポーツタイヤに求める性能を尋ねたところ「乾いた路面での高いグリップ性」「濡れた路面での高いグリップ性」「ブレーキ性能」「ハンドリング」「高速走行時の安定性」が上位を示した。
 こうしたユーザーニーズから「グリップ」「ブレーキング」「走行安定性」の3つを、スポーツタイヤに必要な性能とし、「これら3つの全ての性能を妥協することなく開発した」と成瀬マネージャーは述べた。
 また、公道だけでなく、サーキット走行も視野に入れたスポーツタイヤとして市場に投入するとし、「走行会などのサーキット走行をも可能にしていることが、そのパフォーマンスの高さを証明している」と自信を見せた。

 成瀬マネージャーは引き続き、同タイヤの製品特徴を説明した。
 非対称トレッドパターンを採用することにより、ドライ路面でもウエット路面でも高いグリップを実現するとともに、タイヤのイン側にシリカの結合力を高めてウェット路面で優れたグリップを発揮するコンパウンド、アウト側に新たに開発したシリカとカーボンブラックのハイブリッドコンパウンドを組み合わせることで、グリップ力を高めた。
 また、進行方向に刻まれた4本のストレートグルーブが縦方向の排水性を向上させ、ウエット路面での安全性も高めている。

 最後にスペシャルゲストとして、GT500クラス4度シリーズ優勝のロニー・クインタレッリ選手が登壇し、新製品のアンバサターとして、米国で行われた試走会に参加した体験などを話した。ロニー選手は「10周を全開走行しても、性能が高いままで、バランスも維持していた。公道だけでなく、機会があればサーキットでも性能を体感してもらいたい」と新タイヤの感想を述べた。