三福工業 タイにフッ素ゴムコンパウンドの合弁会社設立

2017年02月14日

ゴムタイムス社

 三福工業は2月13日、タイ・チョンブリ県に「チャロエンシン・グループ(チャロエンシン・ホールディング社)」と合弁で、フッ素ゴムコンパウンドの製造販売会社「CSミツフク・エラストマーズ社」を設立し、7月から生産開始の予定と発表した。

 資本金は2800万バーツ(約9000万円)。出資比率はチャロエンシン・ホールディング社が51%、三福工業が49%。三福工業とチャロエンシン・グループは10日、バンコク市内のホテルで契約締結のセレモニーを実施した。

 チャロエンシン・グループはタイ国内にゴムコンパウンド製造販売会社「CSラバー・インダストリー社」を展開しており、同国の中堅コンパウンダーに位置付けられている。

 新会社では、三福工業が保有するフッ素ゴムコンパウンドに関する一連のノウハウと、チャロエンシン・グループが保有する経営資源やノウハウを融合させることで、様々なシナジー効果が生み出されることが期待される。

 三福工業から新会社へは、マネージング・ダイレクターを駐在派遣するほか、同社からの出張派遣、新会社からの研修受け入れなどを行い、早期に安定した品質での立ち上げを目指す。

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