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独ランクセス 米ケムチュラ社買収計画が大きく前進

2017年02月06日

ゴムタイムス社


 独ランクセスは2月6日、米国の「ケムチュラ・コーポレーション(ケムチュラ社)」の買収計画が大きく前進したと発表した。

 ケムチュラ社の株主は、フィラデルフィアで開催された臨時株主総会で、ランクセスによる買収計画を承認した。

 議決権を行使できる株主の99・88%にあたる株主が買収に賛成。これはケムチュラ社の発行済普通株式の81・77%に相当する。

 買収契約に基づき、ケムチュラ社の株主は買収完了後、普通株式1株当たり33・50米ドルを現金で受け取る。

 米国の独占禁止法規制当局からは、昨年12月末に承認を得ている。買収取引はその他の規制当局の承認後、今年半ばに完了する予定。

 ケムチュラ社の主な事業の柱は難燃剤と潤滑油添加剤で、この2つの事業は、ランクセスの現在のポートフォリオを補完することになる。

 買収完了後、ランクセスのラインケミーアディティブス(ADD)ビジネスユニットとこの2つの添加剤部門を統合し、新たな部門を設立する。

 ADDは現在、プラスチック、ゴム、潤滑油、機能性色剤向けの特殊添加剤とサービスを提供しており、世界30拠点で約1600人の従業員を擁している。

 ケムチュラ社のポートフォリオは、添加剤に加え、ウレタンと有機金属化合物で構成され、これらもランクセスに統合される。ケムチュラ社は11ヵ国に20拠点を展開し、従業員数は約2500人に上る。

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