ニッタの4~12月期 物流向けなど堅調で増収に

2017年02月03日

ゴムタイムス社

 ニッタの2017年3月期第3四半期連結決算は、売上高が476億5800万円で前年同期比0・5%増、営業利益は35億3500万円で同7・2%減、経常利益は71億8700万円で同16・5%減、四半期純利益は58億円で同15・2%減となった。

 国内は物流業界や半導体製造装置向けなどが堅調に推移。海外では、北・中南米で自動車業界向けや物流業界向けなどが堅調だったほか、アジア地区の建設機械も回復の兆しが見え始めた結果、増収となった。

 損益面では、継続的な生産性改善効果はあるものの、中長期経営計画達成のための先行コストや為替の影響もあり、営業減益となった。経常利益についても、持分法適用会社の業績が為替の影響などからやや低調で減益となっている。

 通期の連結業績予想は、当初見通しからの修正はなく、売上高が645億円で前期比1・7%増、営業利益は42億円で同8・7%減、経常利益は100億円で同5・1%減、純利益は80億円で同5・7%減を見込んでいる。

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