JATMA 17年自動車タイヤ国内需要見通し(詳報)

2017年01月30日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)は昨年末、2017年の自動車タイヤ国内需要見通しをまとめ発表した。

 17年の新車用タイヤは四輪車用計で、前年比1%増の4278万4000本、市販用(メーカー出荷需要)は特殊車両・二輪車用を含め、前年並みの1億1819万9000本の見通しとなった。

 需要予測の前提となる経済・自動車動向は、実質経済成長率が16年実績見込みで0・8%、17年見通しでは1・1%、自動車の生産台数は16年実績見込みが915万8000台、17年見通しでは923万9000台と、17年は16年に比べ上向くと予想した。
 ●新車用
 新車用タイヤについては、16年は自動車輸出が前年をやや上回るものの、国内新車販売の減少により、四輪車用計で前年比1%減の4256万9000本の見込み。

 17年は国内新車販売、自動車輸出とも前年をやや上回ることから、四輪車用計で同1%増の4278万4000本との予測となった。

 ●市販用販社販売
 市販用タイヤの販社販売需要動向については、16年の夏用タイヤは四輪車用計で同1%減の4711万6000本、17年は四輪車用計で前年並みの4725万7000本の見込みとなった。

 16年の冬用タイヤは、例年より早い

全文:約1020文字

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー