中部ゴム工業会・中部工業用ゴム商組 新年賀詞交歓会

2017年01月20日

ゴムタイムス社

 中部ゴム工業会・中部工業用ゴム製品卸商業組合共催の新年賀詞交歓会が1月18日、名古屋マリオットアソシアホテルで盛大に開催された。新年賀詞交歓会には過去最高の155名が出席した。

 主催者を代表して、年頭あいさつに立った中部工業用ゴム製品卸商業組合の川島健一理事長(川島商事社長)は、アメリカのトランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、ヨーロッパ各国の大統領選挙など、今後の世界経済、為替への影響が懸念されるとした上で、「今年はこうしたことに左右されずに、地道に自分たちのやるべきことやっていくことが肝要と思っている。当組合はゴム製品以外の樹脂、金属を取り扱う商社が増え、販売の仕方もただ販売するだけでなく、加工、施工、設計までを手掛ける異業種の集まりとなっている。本日はこの会場で皆様方が顔を合わせ、情報発信をしていただき、新しい販売方法や新商品開発のお役に立つ機会としていただきたい」と述べた。

 続いて愛知県中小企業団体中央会の古閑賢三総務部次長が来賓のあいさつを行った後、乾杯の発生に立った中部ゴム工業会の荒島正会長(豊田合成取締役会長)は、「世界経済がものすごい勢いで変化しているが、こうした中で私が心がけていることがある。何事も一呼吸置いて行動しようである。今後、何が起きるか分からないが、我々はそれに左右されることなく考えてから行動することがいいと思う。中部地区はリード役を期待されている。我々、中部地区が日本全体をリードできるようなことを頑張って進めていきたいと思う」と、声え高らかに乾杯の音頭を取った。

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