【新春トップインタビュー】東北ゴム 大西正哉社長

2017年01月16日

ゴムタイムス社

 「やり抜く気概、やり切る社風」を基本方針として「モノづくり力」の強化、新製品の市場投入、人材育成の3点に注力する大西正哉社長に16年を振り返ってもらうと共に、17年の抱負を聞いた。

◆16年を振り返って。

 売上は、全体として目標通り推移している。上期では建設・土木関連が落ち込んだが、下期に大口の案件が入り穴埋めができた。ただ収益は目標に届かなかった。

 経費が予定通り下がらず、収益面に影響しているため、さらなる合理化とモノづくり力の向上が必要。一人の従業員が複数の能力を発揮する「多技能化」を推進、限られた人員でより多くの成果を生み出す仕組み作りを進めている。新しい現場で新しい技能に取り組む機会を得ることによって、成長して欲しいと思っている。

◆製品別の動向。

 エスカレータ用ハンドレールは保守・交換需要が引続き好調。14年夏以降は

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