【新春トップインタビュー】明治ゴム化成 岩崎吉夫社長

2017年01月16日

ゴムタイムス社

 中計第Ⅱフェーズが2年目を迎える明治ゴム化成。国内の合成樹脂事業は好調だったものの、全体では自動車部品事業の苦戦や円高の影響を大きく受けたという。社内風土改革にも積極的に取り組む岩崎社長に、現況と対策について尋ねた。

◆16年を振り返って

 国内の経済状況は横ばい、米国は好調、欧州は復調しつつある中で、当社の主力市場であるアジア地域では中国は減速傾向にあり、東南アジアも景気回復が遅れている。

 16年度上期(4~9月)は、単体では合成樹脂事業が好調で増収となった。連結では円高の影響や売上の4割を占める自動車部品の苦戦が響いて、減収減益となった。

◆事業別の動向は

 合成樹脂部門は好調で、大幅な増収増益。主力の

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