住友ゴム 海外ダンロップ商標権を買収

2017年01月05日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は12月27日、英国の「スポーツダイレクトインターナショナル社(SDI社)」から、海外のダンロップ商標権とダンロップブランドのスポーツ用品事業、ライセンス事業を買収することで合意したと発表した。

 買収金額は1億3750万ドル(約161億円)。

 事業の買収と買収後の運営は、住友ゴムとスポーツ事業子会社であるダンロップスポーツが共同で設立する新会社「ダンロップインターナショナル」が行う。

 同社グループは同買収により、タイヤ事業では欧米やインド、豪州などを除き、全世界のダンロップ商標権の所有権者となる。スポーツ事業と産業品事業では、今後は全世界でダンロップブランドの商品を展開できることになる。またSDI社が行っているダンロップブランドのスポーツ用品を製造・販売するスポーツ用品事業とダンロップブランドのライセンス事業も買収を行う。

 同社グループは今後、グローバルにダンロップブランドの価値向上を図るとともに、スポーツ事業、ライセンス事業のさらなる発展・拡大に取り組んでいくとしている。

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