【新春トップインタビュー】バンドー化学 吉井満隆社長

2017年01月02日

ゴムタイムス社

 昨年4月に創業110年を迎えたバンドー化学。110周年記念事業として9年ぶりに開催した「バンドーテクノフェア」は盛況のうちに終了した。歴史を受け継ぎ、発展させていくことに意欲を見せる吉井満隆社長に、中長期経営計画の進捗状況や17年の抱負などを語ってもらった。

◆16年を振り返って。

 110年の歴史を感じるのと同時に、海外を強く意識した年でもあった。英国のEU離脱や米国の大統領選挙をみても、世界の潮流がグローバル主義から自国第一主義への揺り戻しが起こり、転換点がきたように思う。
 当社の主な市場である自動車業界では、自動運転やミラーレスなどこれまで水面下にあった技術が表に出てきた感じだ。将来、振り返ると自動車業界にとっても大きな転換点になった年だったと思うかもしれない。

◆16年度上半期の業績。

 16年度上半期の業績(4~9月)は減収減益となった。円高による部分が大きいが、国内、韓国、欧米が減収となったことも要因だ。ただ、その他の地域は為替の部分を除けば伸びている。

 国内では、伝動ベルトやコンベヤベルトは販売が落ち込んでいるのに対し、軽搬送ベルトは

全文:約1610文字

関連キーワード: ·