1~9月期の合成ゴム出荷 輸出微増も国内出荷マイナス

2016年12月20日

ゴムタイムス社

 日本ゴム工業会がこのほどまとめた1~9月の合成ゴム品種別出荷実績によると、前年同期と同様、輸出出荷は微増となったものの、国内出荷がマイナスとなったことにより、104万7079tで前年同期比1・2%減となった。

 国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが同5・0%減、BRソリッドは同5・1%減、工業用品向けのNBRソリッドは同2・7%増、NBRラテックスは同3・2%減、EPDMは同14・2%増などとなった。

 用途別では、ゴム工業向けが47万1791tで同4・0%減、紙加工用やプラスチック用などのゴム工業外向けが17万4764tで同0・2%減となり、国内出荷合計では64万6555tの同2・9%減となった。

 ゴム工業向けは主力の自動車タイヤが31万4503tで同9・5%減、自動車用ゴム部品を中心とする工業用品は8万3152tで同12・1%増、防舷材・手袋・医療用品が対象のその他は6万1724tで同7・8%増となった。

 一方、輸出出荷は

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