ブリヂストン 「エコプロ2016」にブース出展

2016年12月06日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは12月5日、東京・有明の東京ビッグサイトで8~10日に開催される「エコプロ2016~環境とエネルギーの未来展」にブースを出展すると発表した。

 同社として12回目となる今回の出展テーマは、ブリヂストングループが「環境宣言」に掲げている「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために...」。同社グループは、事業が世界に与える影響の大きさを認識し、「事業と環境の両立」に向けた様々な活動を3つの領域「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」で展開している。同社ブースでは、これら環境への取り組みを来場者に紹介する。

 「自然と共生する」取り組みでは、パラゴムノキの簡易病害診断技術、天然ゴム資源の多様化(グアユール由来の天然ゴムを使用したタイヤ)などの自然と共生する為の当社の環境活動の取り組みを紹介する。

 「資源を大切に使う」取り組みでは、ランフラットタイヤ、エアフリーコンセプトなどの環境技術イノベーションを紹介する。

 「CO2を減らす」取り組みでは、同社独自のITシステム「タイヤマティクス」を活用した運送ソリューション、水素ステーションなどで使用される高耐圧性の水素充填用ホースなど、クリーンエネルギーと低炭素社会に貢献する製品・サービスを紹介する。

 また、9日午後2時半~3時半に、同社ブースで「W―BRIDGEインドネシア森林回復プロジェクト」に関するトークショーを行う。「W-BRIDGE」とは、早稲田大学と同社が連携して実施している研究支援プロジェクト。その支援対象である「インドネシア森林回復プロジェクト」では、地域住民や国を巻き込み、2012年から荒廃国有林でゴムノキ植林活動を実施しており、その活動内容をプロジェクト関係者が紹介する。

 ゲストは国際緑化推進センター技術顧問の太田誠一・京都大学名誉教授)、早稲田大学人間科学学術院人間環境科学科の平塚基志講師、W―BRIDGE副代表で同社CSR・環境・品質経営企画本部の森永啓詩フェロー。

 10日午後2時半~3時には「プロドライバーが語るエコドライブ」について、現インディカー・レーシングドライバーの佐藤琢磨氏を招き、レーシングドライブとエコドライブとの意外な共通点について話してもらう。ナビゲーターはピストン西沢氏。

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