住友理工 「住理工ジョイフル」が設立3周年に

2016年11月29日

ゴムタイムス社

 住友理工は11月29日、障害者雇用促進法に基づく特例子会社「住理工ジョイフル」の設立3周年および新作業所開所式を、西村義明代表取締役取締役会長兼CEOが出席して16日に開催したと発表した。

 同社は多様な価値観を認め合い、共生を図りながら、それぞれが生き生きと働ける環境づくりを積極的に推進しており、グローバル企業にふさわしいダイバーシティマネジメント体制の確立を進めている。

 障がい者雇用については住理工ジョイフルを2013年11月に設立。障がい者雇用率は昨年度2・32%と、法定雇用率2・0%を超えており、今後も拡大を進めていく方針だ。

 住理工ジョイフルでは、設立当時から愛知県小牧市の住友理工小牧本社・製作所で、同社グループ社内の郵便物集配、社内文書の回収・配達・保管管理をはじめ、印刷物の折り込み、職場内での配達などの業務を担ってきた。

 現在は書類の電子データ化、今年開所した名古屋市中村区のグローバル本社の清掃業務も請け負うなど、人員拡大とともに業務内容も拡大している。

 今後も同社グループは、障がい者雇用促進、多国籍社員が活躍できる体制づくりなどに積極的に取り組み、多様な人材が共生できる社会の実現に貢献していくとしている。

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