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目からウロコの導電性組成物 設計指南

2013年03月21日

ゴムタイムス社


組成物設計講演録シリーズ
【導電性設計】

 本書は2012年3月に東京都内で開催された、同名の技術講演会の内容を骨格に据えている。その内容に、さらに導電性組成物設計者に必要とされる多面的な技術情報を加筆し構成されている。「講演会の再現録」と「導電性組成物の基本的設計技術書」という、2つの要素を無理なく融合させた形式を取る書籍である。

 本来絶縁性である高分子に対して、その真逆の性質である導電性や静電気非帯電性を付与した組成物は、高付加価値材料として多方面で活躍している。導電性組成物は、電気制御を可能とする新たな付加価値材料群として、さらなる展開が期待されている。

 一方、現実の姿に眼を向けると、製造現場や開発現場において、さまざまな技術障壁が待ち構えている。たとえば、導電材料が選べない、コンパウンドが分散不良を起こす、物性が毎回安定しない、正確な導電性が測定できない、経時に導電性が低下するなど、具体的な障壁を挙げれば枚挙に暇がない。

 本書は導電性組成物の配合設計歴30年の著者が、実際に自ら配合を行い実証された知見、あるいはマスプロ製造を経て製品化された経緯の中から得られた教訓を中心に、構成されている。観念的な抽象論に染まることのない本書の内容は、製造開発現場において「活きた情報源」としての価値が、十二分に発揮されるものと信じている。


 

【目次】

導電性組成物をとりまく、沿革としての諸情報

1枚目 まどいのウロコ ~まずは、あなたを悩ます無責任情報の一掃から~

 1・1 金属粉や導電材料の基本情報に 既に曖昧とウソが混在する事実

 1・2 昔の方は信じた導電性組成物理論の数々 明らかな間違いの理由
 
 1・3 カーボンブラックメーカーが販売目的で説く、選択論と混練論のデタラメ

2枚目 しぶといウロコ
     ~設計の根幹を成す導電性付与材料を正しく素直に理解する~

 2・1 金属材料を使いこなす技:日本には専業メーカーが無いという現実からの考察
 
 2・2 炭素材料を使いこなす技:カーボンブラック・黒鉛・備長炭の個性と制御

 2・3 「CNTを用いた配合検討は即刻中断!」を勧める 5つの論拠

3枚目 しびれるウロコ ~みんな無関心だから、曖昧だらけの導電性測定分野~

 3・1 導電性と絶縁性が ゴチャマゼの導電測定の現状 更に公的規格の不在

 3・2 テスター計測と四探針法測定における 怖い・見えない落とし穴

 3・3 貴社のお客様が既に間違っているから、混迷深まる導電性測定の風景

4枚目 ウロコの中のウロコ ~組成物設計者飛躍に必要な 視点・論点・サイエンス~

 4・1オモテに出ないが重要! 導電性組成物が絡む深刻な製品事故解説

 4・2 キャリアとポリマーの界面を しつこいほどに考察しよう

 4・3 均一分散のための配合技術と混練技術 装置とプロセスの科学と制御
   
5枚目 ~締めくくりは ウロコが取れたあなたに向けた 総括講義~

 5・1 導電性組成物設計に欠かせない視点と洞察力

採録 質疑と応答の時間
 当日の受講生と講師の白熱した時間を忠実再現。さらに今回、より詳しい説明を本書に大幅加筆!

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