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【ゴムデータ2018】ゴムロール用途別生産実績

2018年03月08日

ゴムタイムス社

 ゴム・樹脂ロールは印刷用をはじめ、OA・AV機器、製紙、製鉄、繊維、フィルムなどの産業界にとって必要不可欠な製品である。各種産業で製造工程や量産ラインに組み込まれ、重要な基幹部品としての役割を担っている。

 日本ゴム工業会・統計委員会(ロール製品関係7社)がまとめた2016年1~12月計のゴム・樹脂ロール生産実績によると、総合計は3863t、前年比0.4%増となった。

 ゴム・樹脂ロールの生産推移を見ると、上半期は製紙用、製鉄用が堅調に推移し、前年同期比で上回った。ただ、下半期は製紙用、製鉄用とも減少に転じたほか、印刷用も7~9月期を除いて低調に推移したため、年間ではほぼ横ばいとなった。

 用途別に詳しく見ると、全体の34.4%を占める印刷用は、UV印刷向けなど高付加価値製品は堅調なものの、その他用途が伸び悩み、ゴム・樹脂合計で1284t、同2.5%減となった。うち印刷用ゴムロールは、1~3月が前年同期比4.8%減、4~6月が同3.4%減、7~9月が同3.4%減、10~12月は4.9%減となり、年間でも2.5%減少した。また、印刷用合成樹脂ロールも同様に減少した。

 次いで28.7%の構成比を占める製鉄用は、合計で1098t、前年比0.4%減となった。そのうち製鉄用ゴムロールは、1~3月は前年同期比0.7%増、4~6月は同14.1%増と大幅な増加となったが、7~9月は同5.1%減、10~12月は同6.8%減となったことで、年間では微増にとどまった。また、製鉄用合成樹脂ロールは年間で前年比2.5%減となった。

 一方、全体の15.7%を占める製紙用は

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表・グラフあり