ゴムタイムス社 取材メモ 加速するオープンイノベーション 2015年12月14日 8時 ブリヂストンが11月25日と30日に開催した技術発表会は、これまでとは少し様相が異なるものだった。というのは、いずれも外部のアカデミックな研究者が同席していたからだ。 25日のタイヤセンシング技術「CAIS」の発表会には、文部科学省所管の統計数理研究所の樋口知之所長、30日の天然ゴムの簡易病害診断技術に……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンタイヤは普及するか 2015年12月7日 10時 住友ゴム工業は、全世界で展開する「ファルケン」ブランドの日本での認知度とイメージ向上を図るため、様々な施策を行ってきた。日本人パイロット室屋義秀氏へのスポンサードと、日本初の開催が話題となった空のF1「エアレース」や、昨年に続いて北青山にオープンした「ファルケンカフェ・アオヤマ2015」などで、……
ゴムタイムス社 取材メモ 国力反映した技術開発 2015年12月4日 12時 住友ゴム工業が12日に開催した新材料開発技術「アドバンスド4Dナノデザイン」説明会で、村岡清繁・執行役員材料開発本部長は、これが日本の技術の粋を集めたものであることを強調した。 というのも、同技術の開発には、大型放射光研究施設「SPring―8(スプリング8)」、大強度陽子加速器施設「J―PARK……
ゴムタイムス社 取材メモ ニッタ会にクリーン製品代理店が入会 2015年12月4日 9時 ニッタは先日開催された決算説明会で、ニッタ会に新たに7社が加わり合計48社になったと発表した。加入したのはクリーン製品の代理店7社。9月のニッタ
ゴムタイムス社 取材メモ 首都圏に拠点があるメリット 2015年11月2日 10時 ブリヂストンは中期経営計画の中で、東京・小平にある生産・開発拠点の再構築を発表した。 同拠点には、技術センターと東京工場があるが、再構築ではタイヤ生産の一部を移管して縮小する一方、研究開発については新たに4つの強化領域を設定し、それぞれ施設を建設することになった。 同工場の歴史は古く、久留米工……
ゴムタイムス社 取材メモ 工作機械の内需減は2年ぶり 2015年11月2日 9時 工作機械の受注金額が減少している。日本工作機械工業会が発表した15年9月の受注速報によると、受注総額は1096億9700万円で前年同月比19・1%減。21ヵ月ぶりに減少に転じた8月に続いて、前年同月割れとなった。内訳は、内需が480億2900万円で同2・3%減、輸出が616億6800万円で同28・6%減……
ゴムタイムス社 取材メモ 下期のエラストマーは10%増に 2015年11月2日 9時 JSRの上期のS―SBRの販売量は、前年同期に比べて約30%増加した。一方で、全体的には1%程度のマイナスになった。ということは、上期はS―SBR以外が不振だったことを意味している。 その背景は、日本のタイヤ生産が減少していること。1~9月で約5%減となっており、同社のエラストマーの販売量の
ゴムタイムス社 取材メモ HP刷新効果で地上波放映 2015年10月26日 9時 企業の情報発信ツールとして、ホームページ(HP)は欠かせない存在だ。SNSへの対応やSEO対策など、新しい課題もあるが、世界中のどこからでもアクセスでき、情報が簡単にシェアできるという利便さは他には代えがたい。 今年6月、テレビ朝日系列で放送された「大改造!!劇的ビフォーアフター」で、クレハエラ……
ゴムタイムス社 取材メモ ほぼ100%の 米国リトレッド率 2015年10月26日 9時 横浜ゴム、ミシシッピ工場の開所式を取材した際に、現地のリトレッド工場を見学する機会を得た。 日本ではリトレッドの台タイヤを確保するのが難しく、質の良い台タイヤを如何に確保するかが工場稼働率向上の課題となっている。 アメリカでも同様の問題があると思い、質問したところ「全く困っていない」との回答を……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム連合誕生秘話「机を叩いたことも」 2015年10月24日 6時 先日開催されたゴム連合10周年記念式典で、あいさつに立った山本昭二委員長がゴム連合誕生の経緯について語った。 それによると、1991年7月に、全日本ゴム労連がブリヂストン労働組合に対して、双方の組織を連携し、連合(日本労働組合総連合会)への加盟を具現化したいと、申し入れが行われた。 その後、両組……
ゴムタイムス社 取材メモ 改めて展示会の意義とは 2015年10月19日 9時 9月30日~10月2日に東京ビッグサイトで開催された、材料と技術の複合展「エヌプラス2015」(主催・プラスチック工業技術会)を取材して、展示会がいかに新製品開発や新規顧客の獲得などにつながるかを改めて知らされた。 例えば、霜田ゴム工業はNBRを基に、配合によってシール性と滑り性を持たせた「滑るゴ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム各社が事業基盤再構築 2015年10月19日 9時 世界最大の合成ゴムメーカー、ランクセスと世界最大の石油およびエネルギー供給事業者であるサウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコ社が共に、多岐に渡る戦略的パートナーシップを構築することになった。 ランクセスは、新しく設立する合弁会社に9ヵ国20ヵ所の製造施設と約3700名の従業員を擁する、タイ……
ゴムタイムス社 取材メモ 九州は世界有数の自動車生産地 2015年10月16日 19時 九州ゴム工業会の創立50周年祝賀会における講演で、三井物産㈱機械・輸送本部九州統括の杉山信幸氏が、九州地区における産業の特長を解説した。 それによると、14年の乗用車生産台数が150万台を超える国は、世界に11ヵ国あり、日本は第2位の827万台で、九州地区の自動車生産は約130万台。つまり、九州は世……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内再編はメリットなし 2015年10月13日 9時 「国内再編のメリットは少ない」と語るのは東海カーボンの長坂一社長。 記者懇談会の席上、「構造不況を脱却するために、国内メーカーとの再編はありえるのか」との質問に「電極もカーボンブラックも今のままでは立ち行かない」とし、「カーボンブラックの国内需要は年々縮小している。為替が円高に戻った場合、国内……
ゴムタイムス社 取材メモ 原油安がバイオマス由来ゴム置換の足かせに 2015年10月13日 8時 横浜ゴムはバイオマスを原料とした合成ゴムの新技術を相次いで発表している。 先日開催されたタイヤ技術勉強会の中で、研究本部の日座操技師長は、「植物由来原料の実用化は、原油価格が安いため、石油由来原料との競合では実現性が低い」との見解を示した。 喫緊の原料価格について「今まで高騰していたが、ここ最近……
ゴムタイムス社 取材メモ 究極のスタッドレスはいつ実現? 2015年10月13日 7時 スタッドレスタイヤ商戦が始まった。近年は非降雪地域で大雪が降ることも珍しくないため、タイヤメーカー各社は降雪地域はもちろん、非降雪地域での販売強化にも努めている。 スタッドレスタイヤが発売されたのは三十数年前のこと。それ以前は金属製のピンを埋め込んだスパイクタイヤが使われていたが、舗装路を傷つ……
ゴムタイムス社 取材メモ 全てのタイヤに合う合成ゴムは? 2015年9月28日 6時 ある合成ゴムメーカーの担当者によると、現時点では、世界の全てのタイヤメーカーの要求に当てはまるような製品はあり得ないのだという。 例えば、日本をはじめとする設計能力の高い先進国のタイヤメーカーは、グリップ力と転がり抵抗の低減
ゴムタイムス社 取材メモ 上海ショック後も株価を上げた企業 2015年9月28日 5時 8月下旬、上海株式市場の暴落に端を発した世界同時株安により、東京株式市場も大きな影響を被った。8月24~28日の5日間、ゴム関連企業32社のうち、半数を超える17社が年初来安値を更新した。そんな状況の中、ゴム企業の中にはストップ高を記録するほど急騰した銘柄があった。 朝日ラバーは昨年10月より、独自の分……
ゴムタイムス社 取材メモ 「NITTO」ブランドの高い存在感 2015年9月28日 5時 東洋ゴム工業の15年12月期中間決算は、最終的に免震ゴム問題への対応により当期純損失を計上した。ただ、売上の約8割を占めるタイヤ事業は好調で、営業利益および経常利益は、第2四半期としては過去最高を達成。特に北米での売上は、前年同期実績比で2割以上伸長している。 同社の北米市場における高いプレゼンス……
ゴムタイムス社 取材メモ 日米欧は成長市場にあらず 2015年9月14日 7時 日本建設機械工業会の藤岡純会長(コベルコ建機社長)は、建設機械需要予測を発表した記者会見の質疑応答で、記者からの北米市場をどう見ているかとの問いに対し、個人的意見と断った上で「基本的に日米欧の先進国は、成長しているというイメージは持っていない」と答えた。 これらは
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車で拡大する高機能樹脂の採用 2015年9月14日 6時 クラレは、ポリアミド系スーパーエンジニアリング・プラスチック「ジェネスタ」の自動車分野への展開を進めている。 自動車用途としてのジェネスタの特長は、耐熱性・耐衝撃性・耐摩耗性・
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代の事業育成のために 2015年9月14日 6時 一般産業用伝動ベルトの好調さが寄与し第1四半期が増収増益となったバンドー化学。同社は中長計の第1フェーズの達成、または第2フェーズの準備に向けて、次世代の柱となりうる新事業を育成している。 その育成のため、研究領域はオプトエレクトニクス、医療、保健などの領域に注目。同社は昨年から神戸大学と医療……
ゴムタイムス社 取材メモ 円安メリットを捉えきれない 2015年9月7日 6時 円安は輸出を押し上げるメリットがある反面、原材料など輸入品の価格が上昇するデメリットがあるというのが一般的な見方だ。しかし、日本の製造業は、円安のメリットをうまく捉えきれていないように見える。 日本ゴムホース工業会が、財務省貿易統計をもとにまとめた15年1~6月のゴムホース輸出通関実績によると、……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム生産が回復基調 2015年9月7日 6時 合成ゴム工業会がこのほどまとめた2015年6月の合成ゴム品種別生産実績によると、6月単月の生産量は13万6526tで前年同月比3・2%増となり、2ヵ月連続の増加となった。この結果、1~6月計の上期実績は、全体で81万9403t、前年同期比0・7%増となった。合成ゴム生産は5月から上昇に転じており、6……
ゴムタイムス社 取材メモ ランクセス ゴム事業で新会社 2015年9月7日 6時 ランクセスでは昨年より3段階の事業再構築プログラムを推進している。 第1段階の「事業部および管理部門の組織再構築による競争力強化」では、今年1月にゴム薬品ビジネスユニットの特殊化学品ラインと機能性化学品ビジネスユニット、ならびにラインケミービジネスユニットを統合し、グローバルで新たに「ラインケミ……
ゴムタイムス社 取材メモ 中国・米国で好調だったのは…。 2015年8月31日 9時 中間決算で過去最高益を達成した横浜ゴムの決算説明会の質疑応答では、その要因に関連した質問がいくつか野地彦旬社長に寄せられた。 まず、中国で新車販売が落ちているにもかかわらず、タイヤの売上が増え、下期も伸びが見込めるとの見方を示しているのはなぜかという問いに対し、野地社長は
ゴムタイムス社 取材メモ 黒鉛電極の厳しい現状 2015年8月31日 8時 炭素・セラミック事業部門の合理化について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかで黒鉛電極市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、黒鉛電極の世界の生産能力は、中国を除いて年間約85万t。しかし、世界の需要は
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴムが宙に浮くサインボールを展示 2015年8月31日 7時 8月22日に開幕したセリエA。 本田圭佑選手が所属するACミランは惜しくも開幕戦で敗れてしまったが、同チームのプレミアムスポンサーをつとめる東洋ゴム工業が、このたびイリュージョン・ディスプレイ「Flyvision™」を用いて、サインボールを公開した。 ボールには本田選手をはじめ、デ・ヨング選手など……
ゴムタイムス社 取材メモ ロシアタンポポへの期待 2015年8月10日 7時 住友ゴム工業は新たな天然ゴム資源としての利用が見込めるロシアタンポポの共同研究を、米国のベンチャー企業と開始した。 決算説明会の質疑応答で、なぜロシアタンポポなのかを問われた池田育嗣社長は、タイに自社の広大なパラゴムノキ農園があるが、そこで採れるゴムの量は
ゴムタイムス社 取材メモ 女性活躍推進状況アンケート 2015年8月3日 10時 ゴム連合は先ごろ、第51回ゴム産業労使懇談会において「自社の女性活躍推進状況アンケート」まとめを報告し、回答のあった48社(実施期間:14年6月4日~23日)の詳しい内容が明らかになった。 それによると、従業員総数4万9831人のうち、女性は4780人、全体の9・6%だった。そのうち、管理職(役員を除……
ゴムタイムス社 取材メモ 点滴用バッグで需要拡大のSEBS 2015年8月3日 10時 水添スチレン系熱可塑性エラストマー「SEBS」の需要が拡大している。中国で、点滴用輸液バッグへのポリプロピレンフィルムの採用が広がっており、その耐衝撃性の改質剤としてSEBSが使われているためだ、 中国では、これまで点滴はガラス瓶に養剤を入れて使用していたが、破損したり、衛生面や取扱いの面で問……
ゴムタイムス社 取材メモ ファルケンの支援受け世界に挑戦 2015年7月27日 10時 住友ゴム工業の新生「ファルケン」の販売店向け発表会に、同社がサポートするエアレース・パイロットの室屋義秀選手が登場し、大きな拍手を浴びた。 室屋選手は、空のF1と呼ばれる「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に、アジア人でただ一人のパイロットとして参戦している。 鈴木敬三ファル……
ゴムタイムス社 取材メモ EPDMの多様な用途 2015年7月27日 10時 独ランクセスは7月14日、都内でEPDM事業に関する記者説明会を開催し、市場の現状や同社の取り組みなどを紹介した。 EPDMは耐水性や耐薬品性、耐候性、耐寒性などに優れているのが特徴で、自動車部品を中心に幅広い分野で使われている。 同社によると、グローバルの分野別需要は自動車が
ゴムタイムス社 取材メモ 新たな事業の柱に 2015年7月13日 10時 藤倉ゴム工業の中光好社長は、7月3日に行ったアナリストミーティングの中で、新製品である「災害用テント」と「熱膨張断熱ゴム」の拡販、新開発品の「マグネシウム燃料電池」「CFRP製ドライブシャフト」「感圧センサ」の一刻も早い上市を今期の目標として掲げた。 災害用テントは集中豪雨や洪水などの災害発生……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機生産減への対策は 2015年7月13日 9時 建設機械業界が不振に陥っている。日本建設機械工業会の統計によると、15年に入り、前年は好調だった輸出がマイナスに転じ、建設機械の出荷金額は3月から3ヵ月連続で前年同月比で減少している。豪州や中国など、資源国における鉱山機械の新車需要が低迷していることが大きく響いているようだ。内需は持ち直してきては……
ゴムタイムス社 取材メモ フェアでクリーンな熱戦を 2015年7月6日 10時 東部ゴム商組の野球大会の組み合わせを決める主将会議が6月24日に開催された。 その会合の冒頭、あいさつを行った大会委員長の山上茂久・同商組理事長は、大会の目的は「親睦と健康増進を図ること」だと述べた。 しかし、その後行われた大会概要の詳細な説明と、毎年アンパイアを務めている千葉審判協会の審判員の……
ゴムタイムス社 取材メモ 2兆円企業を支えるこだわり 2015年6月22日 10時 少し前になるが、旭化成が開催した経営説明会で気づいたことがある。同社は、次期中計で予定している組織再編の目的を、「企業価値の向上を目指し、挑戦・創造を更に加速するため、『ナレッジ・技術』と『人財』の高度化・融合を図り、競争力を強化」するためとしている。 浅野敏雄社長は、質疑応答の中で「例えば、……
ゴムタイムス社 取材メモ 売上高100億円のカギは海外市場 2015年6月22日 10時 不二ラテックスの伊藤研二社長は6月12日に開催した決算説明会の中で、医療機器事業と精密機器事業の海外での販売を拡大することにより、近い将来、売上高を100億円の大台に乗せることができるのではないかとの見方を示した。 同社の15年3月期の売上高は67億円。コンドームを主力とする医療機器事業の売上高は、……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品開発の市場調査が顕著に 2015年6月20日 12時 6月9~12日に東京ビッグサイトで開催れた「FOOMAJAPAN2015」では、出展した681社が、国内マーケットのみならずアジア地域も視野に入れた新製品や先端技術・新機能などを披露していた。 最近の傾向として、食品搬送・加工ベルトは食品を搬送する役割だけではなく、紙
ゴムタイムス社 取材メモ 乗用車より高価な軽自動車のベルト 2015年6月8日 10時 ハイブリッド車(HV)はあまりベルトを使っていないため、その普及はベルトメーカーにとってマイナス要因となる。しかし、三ツ星ベルトによれば、現時点での影響は限定的だという。 というのは、HVの需要は日本を含めた先進国であり、同社製品が伸びている
ゴムタイムス社 取材メモ 大型免震試験装置の導入を 2015年6月8日 10時 先日、日本免震構造協会が記者懇談会を実施した折、話題は3月中旬に発覚した東洋ゴム化工品の免震ゴム装置不適合問題に及んだ。 この問題に対し、同協会では「免震支承対応委員会」を設置し、学術的な問題も含めて、今後さまざまな問題に対応していくとしている。 免震ゴムの「指定性能評価機関」である同協会が今……
ゴムタイムス社 取材メモ 住友ゴムと室屋選手に共通の思い 2015年6月7日 9時 住友ゴム工業がファルケンブランドでオフィシャルパートナーとなった「レッドブル・エアレース千葉2015」は、日本初開催が話題を呼び、盛況のうちに幕を閉じた。 同レースにアジア人として唯一参戦した室屋義秀選手。ファルケンは室屋選手もサポートしているが、双方には共通の思いがあるという。それは「福島の……
ゴムタイムス社 決算談話 15%~20%の能増 2015年6月1日 8時 需要増加に伴い、設備投資を増加させているオカモト。今期の設備投資額は35億円、来期は33億円を予定している。 国内では、薄型コンドームの需要増加に対応するための設備投資を行い、海外では日系自動車メーカーが好調な米国で車両用資材の生産能力を増強、タイのコンドー増強を行う」(岡本良幸社長)
ゴムタイムス社 取材メモ ご冥福をお祈りします 2015年5月11日 10時 4月24日、朝日ラバー前社長の故伊藤潤氏のお別れの会が、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪「飛天」で開催された。享年52歳。あまりにも早すぎる他界だった。 故人には、4ヵ月ほど前に新春トップインタビューでお会いした。その際、お聞きした中で特に印象的だったのは、
ゴムタイムス社 取材メモ 安全基準の強化を追い風に 2015年5月11日 10時 近年は安全意識の高まりから、作業者の安全を確保するための各種基準・法令等が強化されている。 食品加工業界では、13年10月から「労働安全衛生規則」が改正され、食品加工用機械を使用する作業には用具(特殊な化学繊維製の保護手袋等)の使用が義務化された。 防災関連では、消防庁が13年12月に消防団を中核とし……
ゴムタイムス社 取材メモ 水素のミライ支えるホース 2015年4月27日 10時 水素は日本の重要なエネルギー源になれるだろうか。政府が14年に発表した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を契機に、化石燃料を水素に代替しようとする動きが活発化している。 トヨタ自動車は2014年12月に燃料電池車「ミライ」を発売し、エネルギー各社も水素ステーション整備に力を入れ始めた。 横浜ゴムは……
ゴムタイムス社 取材メモ 「空のF1」にファルケンが協賛 2015年4月27日 9時 住友ゴム工業は「レッドブル・エアレース ワールド チャンピオンシップ」にアジア人で唯一参戦する室屋義秀選手とサポート契約を締結した。 エアレースは、世界トップクラスのパイロットたちがスピードと正確さを競う世界最速のレース。軽量で機動性に優れたレース用飛行機を使用し、地上25mに浮かぶパイロンで構……
ゴムタイムス社 取材メモ なぜ展示会に出展するのか 2015年4月20日 10時 以前、展示会の意義についてこの欄で書いたことがある。8~10日に開催された「高機能素材ワールド2015」でも、蒲田工業の担当者から「なるほど」と感心させられた話を聞いたので、紹介したい。 同社はこの展示会にクリーンブースを出展していた。これは、局所作業環境の正常化を目的に開発されたクリーンユニッ……
ゴムタイムス社 取材メモ ままならぬ社名変更 2015年4月20日 7時 77年間、慣れ親しまれてきた「東海ゴム工業」の社名が昨年10月、「住友理工」に変更された。信頼の厚い世界ブランドの「住友」と、東海ゴムが持つ高分子材料配合技術に代表される理化学・工学技術を意味する「理工」を合わせて、住友理工が誕生したという。
ゴムタイムス社 取材メモ 「大阪ソーダ」に社名変更する理由 2015年4月11日 12時 化学メーカーのダイソーは創業100周年を記念し、10月1日から「株式会社大阪ソーダ」に商号を変更する。 同社は昭和63年(1988年)12月に、「大阪曹達株式会社」から現社名「ダイソー株式会社」へと商号を変更し、今日まで約26年間にわたり事業活動をしてきた。 6月開催予定の第160回定時株主総会におい……