ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ技術搭載したランニングシューズ コンチネンタルタイヤ・ジャパン 2017年6月12日 9時 タイヤに求められる最も重要な性能は、どんな路面状況でもしっかりとグリップする力、つまり「すべらない」力だ。そのタイヤ技術は、すでに人間が走る場面に応用されていることをご存じだろうか。 世界屈指のタイヤメーカーである独コンチネンタル社は、2009年から、同じくドイツに本拠地を置くスポーツシューズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 健康介護事業に期待 2017年6月12日 9時 住友理工は中計V2020で、住環境・健康介護分野でも注力している。同社の健康介護分野では、体圧検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を独自開発し、それを活かした体圧検知センサー「SRソフトビジョン」シリーズをはじめ、胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」、SRアクティブマットレス「体圧……
ゴムタイムス社 取材メモ NOKが新3ヵ年計画策定 2017年6月7日 17時 NOKは、5月11日に開催された決算説明会で、今年度を初年度とする新3ヵ年計画を発表した。 スローガンに「持続性ある企業体質の構築」を掲げた上で、1バランスのとれた顧客校正の構築、2ダントツ品質の定着、3実効性あるBCMの構築、4人間尊重経営の実践の4つを基本方針を掲げた。 数値目標としては、2……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車用ゴム製品出荷が回復基調に 2017年6月5日 9時 ベルト、ホースを除く自動車用ゴム製品を中心とするべ工業用ゴム製品の生産・出荷が昨年末から堅調な伸びを見せている。 経済産業省がまとめた本年2月の工業用ゴム製品の生産は新ゴム量で1万4583tで前年同月比3・2%増、出荷金額は588億4301万4000円で同11・0%増となり、7ヵ月連続でプラスと……
ゴムタイムス社 取材メモ 天然ゴムはマネーゲーム 2017年6月5日 9時 先日開催された墨東ゴム工業会の定例総会終了後に開催された加藤事務所の加藤進一社長の講演で、昨年末の天然ゴムの上昇について触れていた。
ゴムタイムス社 取材メモ バンドーI・C・Sのシナジー効果 2017年6月5日 7時 バンド化学は4月1日に、西日本バンドーと東日本バンドーの両販社を統合した「バンドーI・C・S」を設立した。 17年3月期連結決算の説明会で中村恭祐取締役常務執行役員は、販社統合によるシナジー効果について「効果が出るのはこれからだ」と前置きをした上で、「一番効果が出てくるのは在庫の効率化だ。両販社……
ゴムタイムス社 取材メモ 新理念のもとグローバル展開 2017年6月5日 6時 先日開催されたニッタの決算説明会で、新田元庸社長が3月に発表した新ニッタグループ理念の重要性を説き、今期の3つのビジョンを明らかにした。 一つ目は、中計V2020フェーズ3の策定に向け戦略的に構築していくことを挙げた。フェーズ3では新しい事業環境や競合環境を見据え次の成長戦略を描いていくとし、……
ゴムタイムス社 取材メモ 地震対策の意識が高まる 2017年6月5日 5時 先日開催された住友理工の17年3月期の決算説明会で、一般産業用品の住環境事業では、国内市場で地震対策用制震ダンパーの需要増に伴い売上が増加した。制震関連に付随する製品は、15年度対比約2割増の伸びを見せたという。
ゴムタイムス社 取材メモ 信頼を高める販売へ 2017年5月29日 9時 4月21日に開催された「第5回全国バンドー会」の終了後に行われた「全国バンドー会代理店様お礼の会」の乾杯のあいさつで、荒木孝バンドー・I・C・S代表取締役社長が今後の目指すべき方向性を示した。 荒木社長は「皆様方とより信頼を得ていく仕事を目指していく」とした上で、その信頼を得るためには、製品力や品……
ゴムタイムス社 取材メモ 「すべりにくい消しゴム」が大人気 2017年5月29日 9時 春を迎え、受験をくぐり抜けた学生らの笑顔がまぶしい季節となった。おそらく、受験生だった時期には、数多くのお守りや「合格祈願グッズ」を心の支えに、受験勉強に打ち込んでいたのだろう。 ところで、ゴム業界には、受験生に大人気の合格祈願グッズがあることをご存じだろうか。その商品とは、横浜ゴムがスポーツ……
ゴムタイムス社 取材メモ クロロプレンの事業環境が改善 2017年5月29日 9時 「電子先端製品をはじめ全セグメントでの数量増効果が石化製品のスプレッド縮小や先行投資負担増をカバーし、売上高は過去最高の4000億円、営業利益は過去最高と同水準の300億円の増収増益を見込んでいる」。デンカの決算発表席上、次期18年3月期業績見通しを語るのは本年4月1日付で社長に就任した山本学社長……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界に広がる化学物質規制 2017年5月1日 9時 化学物質の規制強化が国際的な潮流になっている。EU(欧州連合)のリーチ規制やローズ指令に倣い、「中国版ローズ」「インド版ローズ」などアジアでも化学物質規制に対する法制化が進んでいるからだ。 リーチ規制は、EU内での化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する規制。規制対象の化学物質は、環境や人体……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ちゃんと買い」浸透に手応え 2017年5月1日 9時 ブリヂストンの清水実執行役専務は4月7日、湘南菱油丸山台営業所で行われた「タイヤの日」安全啓発活動で、同社が提唱する「ちゃんと買い」が浸透してきたと述べた。 ちゃんと買いは、新車装着タイヤの性能を基準に、補修タイヤを選んで欲しいとの理由で名付けたもの。 同営業所で清水氏は、エンドユーザーは15秒……
ゴムタイムス社 取材メモ チントゥラートの由来は 2017年5月1日 9時 ピレリの日本市場専用タイヤ「チントゥラートP6」の新製品発表会が行われた。製品説明をしたプロダクトマーケティングマネージャーの市川仁氏が「チントゥラート」の由来などを発表会で紹介していた。 この「チントゥラート」という名前はイタリア語で「ベルトを巻いた」という意味で、1950年代にピレリがラジ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴムへの強い価格圧力 2017年4月24日 9時 ランクセスの2017年度の活動に関する記者説明会で、辻英男社長は独ランクセスの16年度の業績に触れ、その中で合成ゴム部門の「アランセオ」の現状について「強い価格プレッシャーを受けている」と述べた。 16年度の売上高は前年比3%減だった。その要因として、辻社長は「一昨年から続いているナフサと原油価格……
ゴムタイムス社 取材メモ 海外機関と連携強化目指す 2017年4月24日 9時 4月に開催されたJATMAの「4月8日タイヤの日」イベントで、池田育嗣会長は海外の関係機関と連携について日本のタイヤメーカーはグローバルでも力を持っていることを示し「従来も海外の関係機関とは連携があったが、グローバルでお互いに問題解決していかなくてはいけない課題がある。例えばタイヤの転がり抵抗の……
ゴムタイムス社 取材メモ ワークライフバランス実現へ 2017年4月24日 9時 ゴム連合の2017年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日を終えて、大半の企業が妥結した。 ゴム連合では、今年の重点実施事項として①賃金、②一時金、③ワーク・ライフ・バランスの実現の3つを挙げていた。その中で、ワーク・ライフ・バランスの実現については、ゴム連合の総実労働時間が2000時間以上……
ゴムタイムス社 取材メモ 株主総会の来場者が大幅に減少 2017年4月10日 10時 3月24日に開催されたブリヂストンの第98回定時株主総会に来場した株主数は374人で、昨年の630人に比べ大幅に減少した。 プレス向けの説明会で、その理由について問われた同社は、主な要因として株主自体が減少したことを挙げた。昨年の株主総会時には8万人台だったが、今年は6万人台に減っているという。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 物流コスト上昇を懸念 2017年4月10日 9時 東部ゴム商組のべルトホース部会は3月23日、べルトホース商工懇談会で「ベルトホース流通動態統計調査」を発表した。 同調査は1982年からベルトとホースを隔年で実施してきたが、15年からベルトとホースの合同調査に変わり、今回で3回目の合同調査になる。 同調査は組合対象地区のベルト・ホース取扱商業者の……
ゴムタイムス社 取材メモ 採用広がるカラーコンクリート 2017年3月27日 9時 ランクセスはここ数年、無機顔料(バイフェロックス)で着色されたコンクリート建築の多様性や芸術性、技術特性を広めるための取り組みを「カラーコンクリートワークス」と銘打ち、日本でもその取り組みに注力している。 その一環として、3月7日~10日に東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2017」で、……
ゴムタイムス社 取材メモ トランプ政権は追い風 2017年3月27日 8時 東洋ゴム工業は、今年を初年度とする4ヵ年の新中期経営計画「中計’17」を策定した。先日開催された策定記者会見の中で、トーヨータイヤU・S・A会長とニットータイヤU・S・A会長を兼任する水谷友重常務執行役員が米国のタイヤビジネスの状況を説明した。 水谷氏は「シェールオイルが産出している地域で……
ゴムタイムス社 取材メモ 熊本地震で性能を発揮したミライエ 2017年2月27日 9時 住友ゴム工業は、1月27日に京都大学防災研究所で住宅用制震装置「MIRAIE(ミライエ)」の性能を確認する実大振動台実験を実施した。昨年4月に発生した熊本地震と同規模の震度と回数で、実物大の木造2階建住宅を揺らす実験を行い、「ミライエ」装着の住宅に損傷がないことを確認した。 実際に起きた熊本地震……
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代IRもたらした重合触媒 2017年1月30日 9時 ブリヂストンが天然ゴムを上回る性能のイソプレンゴム(IR)の合成に成功したのは、新しい重合触媒としてガドリニウム(Gd)触媒を開発できたからだ。 従来のIRの重合触媒には、リチウム・チタン・ネオジムなどが使われていた。しかし、これらの触媒を使って合成したIRは、ゴムの性能を示すシス率が94・0~9……
ゴムタイムス社 取材メモ フコク海外拠点の増強続く 2017年1月30日 9時 フコクの齋藤祐二執行役員総合企画室長は、12月9日に行った決算説明会の中で、グローバルでのグループの人員が3月の6828人に対し、9月は7126人と298人増加したことを紹介した。 特に大きく増えているのはタイのサイアムフコクで230人、次いで
ゴムタイムス社 取材メモ 「ドクター・ハリボー」登場! 2017年1月23日 9時 特殊化学品メーカー、ランクセスは、CSR活動の一環として若者と音楽を支援している。東日本大震災により被災した子どもたちを対象とした、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」の活動を支援しているのもその一つで、これまで岩手県山田町、同陸前高田市、宮城県石巻市の3地域で「子どもまち……
ゴムタイムス社 取材メモ 数字よりも重要なのは 2016年11月28日 9時 三井化学の淡輪敏社長は11月16日に開催した経営概況説明会の中で「14中期経営計画」の総括を行った。 同計画の最終年度となる今年度は、純損失251億円を計上した13年度に比べ、営業利益が3・5倍、ターゲット事業領域の営業利益は1・6倍となり、ネットD/Eレシオは0・54ポイント改善する見込みだ。 また、……
ゴムタイムス社 取材メモ パンク対応ソリューションとは 2016年11月28日 4時 ブリヂストンは「2016中期経営計画」の重点項目の中で、引き続き単体からソリューションへ注力していく方針を掲げた。その具体例として挙げられているのが「パンク対応」「NVH」「運送」「鉱山」「農機」だ。 NVH・運送・鉱山・農機については、すでにいろいろな形で紹介されているが、パンク対応ソリュー……
ゴムタイムス社 取材メモ 落語ブームを肌で感じる 2016年11月28日 4時 最近、落語がブームなのだという。実力・人気を兼ね備えた若手落語家が増えたことで、テレビ番組や雑誌等で落語が取り上げられている他、都内で開かれる落語会の数も急増している。中には、若手落語家を追いかける若い女性もいるそうだ。 そうした中、東部ゴム商組共済組合が主催する「東部ゴム商組共済会寄席」を観……
ゴムタイムス社 取材メモ 上期は不調も下期は回復へ 2016年11月21日 9時 JSRの2017年3月期第2四半期連結決算は、特に円高が響き減収減益となった。これを受けて、通期の業績予想を下方修正した。 ただ、部門別の下期の売上高予想を見ると、エラストマー事業と合成樹脂事業については、上期の実績を上回る見込みとなっている。 部門別の上期の売上高はエラストマーが833億円、……
ゴムタイムス社 取材メモ ボトムアップの展示会 2016年11月21日 9時 バンドー化学が9年ぶりに神戸と東京で開催した「バンドーテクノフェア2016」では、環境・省エネ・高機能をテーマに、各事業部が新製品・新技術を展示した。 テクノフェアは、開発型企業を進める雀部昌吾元社長の発案で始められたもので、1989年から2007年まで隔年で開催していたが、リーマンショックを……
ゴムタイムス社 取材メモ 成果も真の構造改革へは道半ば 2016年11月14日 9時 日東化工の2017年3月期第2四半期決算は、減収だったものの、営業利益は前年同期に比べて倍増となった。15年3月期に営業損失を計上したのを受けて構造改革に取り組んできた、その成果が表れた形だ。 同社が構造改革に着手したのは、昨年6月。チームを立ち上げて方策を練り、具体的な活動を進めてきた。その後……
ゴムタイムス社 取材メモ CRが想定通りでなかったのは 2016年11月14日 8時 2017年3月期第2四半期連結決算が減収減益だったデンカの吉高紳介社長は、不振の理由の一つとして、昨年11月から稼働した米国のクロロプレンゴム(CR)工場での生産が、想定通りでなかったことを挙げた。 同工場は米デュポンから買収したものだが、吉高社長によれば
ゴムタイムス社 取材メモ 高速隊の声かけ効果を実感 2016年11月14日 7時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が東名高速が全面開通した1969年から実施する「東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」が10月26日、浜名湖サービスエリアで行われた。 今年で48回目を迎えたタイヤ点検では、新たな取り組みとして、JATMAの各点検班に静岡県警察本部交通部高速道路交通警察隊が &n……
ゴムタイムス社 取材メモ 時代の流れを読める人間に 2016年11月7日 5時 関西ゴム技術研修所の9月の入学式で、山内一郎・大阪ゴム工業会会長は、入学生に向け同研修所で学ぶ意義を説いた。 山内会長は自社のヤマウチ㈱を例に上げ、戦後70年の間、商売を4回変更しながら事業を継続してきたと説明。その上で「今、商売している製品でも、15~20年は続けられるかも
ゴムタイムス社 取材メモ 「べっぴんさん」で関西景気の浮揚へ 2016年10月31日 9時 NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」で描かれているフアミリアの創業者の一人である田村枝津子(田村えつこ)さんが、ゴム関係者の間で話題になっている。 というのは、田村さんは阪東調帯護謨株式会社(現バンドー化学)の創業者榎並充造氏の次女だからだ。 NHKの「べっぴんさん」の実在モデルの紹介欄には……
ゴムタイムス社 取材メモ 国内安定化後は海外も視野に 2016年10月24日 8時 ユーシー産業(永吉昭二社長)は16年を初年度とする5ヵ年計画を策定した。最終年度となる20年度には、15年対比で鳥取工場生産分売上高50%増をはじめ、収益面・財務面での大きな改善を目標としている。 その一環として、同社は中国の合弁工場で生産するエアコン用ドレンホースの、国内鳥取工場への生産移管を開始し……
ゴムタイムス社 取材メモ 作業用手袋開拓に強い意欲 2016年10月21日 18時 ミドリ安全は10月5日、都内本社でスリランカの手袋メーカー、アドバンスト・テクノロジー・グローブ社(ATG)と日本総代理店契約の調印式を開催した。 調印式を終え、会見に応じた安田一成ミドリ安全セフティ&ヘルス統括部取締役統括部長は、作業用手袋をグローバル展開するATG商品を販売することで、物流や……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪需要を心待ち 2016年10月21日 18時 全国ゴム商組連合会は9月14日に開いた商工懇談会で、各工業会の代表者らに加え、14年ぶりにメーカーの賛助会員(18社22名)を呼んで意見交換を行った。 懇談会では、商業組合側が事前に用意した10の質問を、賛助会員の出席者が答える形で行われた。その中の一つに、東京五輪需要に関する質問があった。すでに需要が……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要好調なTPU、樹脂ベルトが牽引 2016年10月3日 9時 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)の総出荷量がリーマンショック以前を上回る過去最高を記録しそうだ。TPU各社の上期の販売動向も前期実績比2ケタ近くの伸びをみせており、各社ともにフル生産に近い状況という。 TPUは優れた弾性、機械的強度、低温特性、耐摩擦性、耐候性、耐油性を持ち、押出成形、……
ゴムタイムス社 取材メモ 16年前半のゴム企業の株価推移 2016年10月3日 9時 2016年のここまでの株式市場を振り返ると、ゴム平均株価(弊紙選定のゴム関連企業32社の株価・週末終値の平均値から算出された指数)は、1月4日の大発会で1218円56銭からスタートし、9月2日に1000円25銭をつけて大引けを迎えた。およそ8ヵ月間で218円31銭下げたことになる。 また、前年は一度も……
ゴムタイムス社 語録 皆様のご支援のおかげ(山本昭二ゴム連合前中央執行委員長) 2016年9月30日 15時 「単組とゴム連合を合わせると労働組合活動に28年携わってきた。そのうち、ゴム連合に6年お世話になった。書記長4年、中央執行委員長2年勤めあげられたのも
ゴムタイムス社 語録 金型会社もイメージ戦略が必要(由良製作所内山孝子副社長) 2016年9月30日 15時 「お客様が会社の玄関を開けた時に、『この会社は明るく清潔で他と雰囲気が違うな』と思って頂ける、そういうイメージはすごく大事。金型屋もイメージ戦略をする時代が来たと思う。求人・採用に関しても第一印象はとても大切で、3K色のイメージが強い製造業でも『明るく、清潔感がある』という企業カラーを打ち出さな……
ゴムタイムス社 取材メモ 意識改革を進める難しさ 2016年9月26日 9時 東海カーボンの長坂一社長は13日に都内で行った記者会見の中で、構造改革の柱の一つである「社内意識改革」が進んでいない現状を率直に語った。 長坂社長は、「1年半前に合理化策を打ち出した後、経営環境は大きくに変わり、しかも厳しくなったものの、それでも社内の意識はなかなか変わらないことから、今後も社内……
ゴムタイムス社 取材メモ 分かりやすい説明とは 2016年9月26日 9時 ブリヂストンが8月29日に開催した「ブリザック」の新CM発表会の中で、技術プレゼンテーションを行ったブリヂストンタイヤジャパンの渡部亮一氏の説明は分かりやすく、「ブリザック=発泡ゴム」というメッセージが鮮明に伝わった。 内容は、なぜブリザックは冬道で滑らないのか、なぜ効果が長持ちするのかというも……
ゴムタイムス社 取材メモ 式年遷宮に学ぶ機械の更新計画 2016年9月12日 9時 日本製の機械には「正確で、壊れにくく、長持ちする」というイメージがある。それは長所に違いないのだが、実際には逆の面もあり得るというところに企業経営の難しさがある。 国税庁によれば、ゴム製品製造業用設備の耐用年数は9年と定められている。一般に、減価償却が終了した機械を使い続ければ利益が出る。30年……
ゴムタイムス社 取材メモ 一球にかける想い 2016年9月9日 13時 東部ゴム商組第38回野球大会は、ヤマカミ(ベルト)の3連覇で幕を閉じた。 大会4日目の準決勝と決勝を観戦した。観戦前は、打撃戦のイメージをしていたが、その予想は全く違った。投手の球のスピード、コントロールもよく、守備もしっかりしており、点が入らなくても見ごたえのある好ゲームが繰り広げられた。 さ……
ゴムタイムス社 取材メモ 需要に関する建機工会員の見方 2016年9月5日 9時 日本建設機械工業会の今年度の需要予測に関する辻本雄一会長の記者会見では、国内外の経済指標や市場動向に関する会員の見方も紹介された。 これは、国内の投資と海外市場の需要について、今年度と来年度に「増加」あるいは「減少」するか、「横ばい」かを問うものだ。ただし、国内は年度(4~3月)を上期と下期に……
ゴムタイムス社 取材メモ 通期予想を変更しないのは 2016年9月1日 14時 日本ゼオンの17年3月期第1四半期連結決算は、円高と原料安に伴う売買スプレッドの悪化によって減収減益となったが、通期の業績予想に変更はなかった。 決算説明を行った古谷岳夫執行役員によれば、第1四半期の売上高は699億9800で前年同期比7・8%となったが、これを4倍すると2799億9200万円で……
ゴムタイムス社 取材メモ カー黒市場の現状 2016年8月26日 14時 中期経営計画「T-2018」の進捗状況について説明を行った東海カーボンの長坂一社長は、そのなかでカーボンブラック市場の現状を紹介した。 長坂社長によると、国内のカーボンブラック市場はじり貧にあるとしながらも、グローバルでは成長が見込める商品の1つとした上で、同社の主力事業であるファインカーボン、黒鉛……
ゴムタイムス社 取材メモ SSBRへの期待 2016年8月26日 13時 JSRの17年3月期第1四半期連結決算は減収減益となり、説明会で清水喬雄上席執行役員は「厳しいスタートとなった」と述べた。ただ、全体的に低調な中にあって、SSBRは好調だった。 質疑応答で、燃費不正疑惑を背景とした、タイヤ・自動車メーカーからのSSBRに対する注目について問われた清水上席執行役員……