ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期営業利益ランキング 2016年3月14日 9時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第3四半期決算の営業利益をランキングした。 販売が増えたことに加え、原材料価格安でコストが下がり、利益が膨らんだ企業が多かった。ただ、原材料市況と連動した契約によって売価が下がったことで利益も圧縮され、減益となった企業もあった。 ランキング1位は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期売上高ランキング 2016年3月7日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 北米自動車市場が好調だったことから、自動車用部品や自動車用ベルト、自動車用ホースなどが伸びたこと、アジア市場で産業用ベルトなどが伸張したことなどにより、増収となる企業があった。一方で、原料価……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 12月期決算企業の見通しは 2016年2月29日 9時 各社の決算が発表された。12月決算企業にとっては、今回発表のものが本決算となる。ゴム関連では比較的好調な企業が多いようだが、今年度の業績予想は微妙と言えそうだ。 タイヤ4社のうち、売上高と営業利益で増収増益を見込んでいるのは、住友ゴム工業と横浜ゴムの2社。ただし、住友ゴムの売上高は前年比1・3%……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 アセアンの自動車市場見通し 2016年2月22日 10時 米国に本拠を置く市場調査会社「フロスト&サリバン」がこのほど、今年のアセアン自動車市場の見通しを発表した。 国内外を問わず、自動車販売の増減は、日本のゴム産業にも大きな影響を与える。本紙がゴム関連業界を対象に、昨年12月時点で実施した16年の景気見通しと業績に関するアンケート(1月18日号に掲載)で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 大雪がプラスになることも 2016年2月8日 10時 1月30日に関東地方で大雪が降るかもしれないとの予想が外れ、18日の大雪で交通機関の大幅な乱れを経験した首都圏の人間にとっては、ひとまずほっとすることができた。 30日は土曜だったため、降ったとしても、月曜だった18日ほどの混乱は起きなかったかもしれないが、それでも雪に不慣れな首都圏で大雪が降れば、様……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小企業の景況感は? 2016年2月1日 6時 中小企業の景況に関する各団体のDI調査結果がまとまった。依然として「悪化」が「好転」を上回っているものの、どの調査でも改善の兆しが見え始めている。 DIとは、前年同期比あるいは前期比で、質問項目により「好転」「増加」などと回答した企業の割合から、「悪化」「減少」などの企業割合を引いた数値のこと……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 気がかりな海外の動き 2016年1月25日 9時 新年早々、ビッグニュースが相次いだ。といっても、ベッキーの不倫疑惑やSMAPの解散騒動ではない。一つは台湾の総統選挙の結果であり、もう一つはイランの核開発問題解決を受けての経済制裁の解除だ。これらは今後、ゴム関連企業の業績に影響を与える可能性もあるので、等閑視できない動きである。 16日に投票が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 加速するグローバル展開 2016年1月15日 14時 ゴム企業トップの年頭所感・訓示を改めて見てみると「グローバル」という言葉が目に付く。 津谷正明ブリヂストンCEOの年頭挨拶には「真のグローバル企業」「グループ・グローバル最適」など、比較的短いコメントの中に5つもグローバルが出てくる。 タイヤということでは、池田育嗣住友ゴム工業社長も「真のグロ……
ゴムタイムス社 『ゴムタイムス』創刊70周年を迎えて 2016年1月1日 0時 健全な情報発信で使命を全う 弊社発行の「ゴムタイムス」は、昭和21年(1946年)10月17日に創刊されました。おかげさまで今年10月、創刊70周年の節目を迎えます。 当初は古紙を原料とする仙花紙に印刷された、タブロイド版8ページの小さな新聞からスター卜しました。創刊した昭和21年は戦後の混乱期にあたり、ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期売上高ランキング 2015年12月14日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第2四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 自動車部品関連では、米国での自動車生産増加や円安などで売上が伸び、ベルトも米国で自動車用、アジアでは一般産業用が好調だった。ただ、合成ゴムが市況価格の悪化で2社とも減収になるなど、増収企業数……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期営業利益ランキング 2015年12月7日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第2四半期の営業利益をランキングした。 営業利益については、売上増に伴い利益が伸びたことに加え、原料安による原価低減や円安効果、さらには生産体制の効率化、コスト削減への取り組みが実ったことなどにより、前年同期に比べて8社多い19社が増益になった。 ランキング1位……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 様変わりするタイヤメーカー社長人事 2015年11月30日 8時 タイヤメーカーの社長人事で、若返りと海外経験を積んだ人材を選出する傾向が強まっているようだ。 10月1日に就任した日本グッドイヤーのダイル・ブラッキン社長(47歳)は、オーストラリア・グッドイヤーに入社後、日本グッドイヤー技術アドバイザーを経て、グッドイヤー・アジアパシフィックでタイヤ販売ディレクタ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 カー黒技術発展への期待 2015年11月16日 10時 カーボンブラック協会主催による「カーボンブラック2015アジア太平洋会議」が4~6日に横浜市で開催された。 長坂一カーボンブラック協会会長は、今回の日本開催について「光栄であるとともに、日本のカーボンブラック産業の長年にわたる成功を示すもの」との見方を示した。ただ、業界をめぐる環境が厳しいこと……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 東京モーターショー2015 2015年11月9日 10時 「東京モーターショー2015」が閉幕した。日本市場が縮小していく中で、いまひとつ存在感が薄れつつあると言われているが、それでも安全性や環境性などに関わる最先端技術の紹介や、走りの楽しさを追求した車が初公開されるなど、依然としてレベルの高さを示していた。 安全性に関して言えば、今回最も注目された……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 変わる国内拠点の位置付け 2015年11月2日 10時 ブリヂストンが東京・小平市の開発・生産拠点の再構築を発表した。生産部門の一部を他の国内工場に移管する一方、開発部門を強化することで、新たな顧客価値を創出する技術革新や、ソリューション型提案力の強化を図る。 同社に限らず、国内の拠点については単に高品質の製品を生産するだけでなく、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム技術がFCV普及に貢献 2015年10月26日 10時 愛知県稲沢市の豊田合成所有地に、西尾張地域では初となる「移動式水素ステーション」が開設された。 燃料電池自動車(FCV)の普及に向けた動きが本格化する中、これ以外にも、横浜ゴムとブリヂストンが水素充填用ホースを開発したり、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 町工場の存在がノーベル賞に 2015年10月19日 10時 今年のノーベル賞で、物理学賞に梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長、医学生理学賞には大村智・北里大学特別名誉教授が選ばれた。昨年も3人の日本人が物理学賞を受賞しており、改めて日本の学術のレベルの高さを示したと言える。 梶田氏は、ニュートリノに質量があることを示す現象を世界で初めて確認した。それまで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 懸念されるゴム商組の組合員減 2015年10月13日 10時 全国の工業用ゴム製品卸商業組合の組合員数は、3年連続で減少する一方、賛助会員数は逆に増加していることが、全国連合会のアンケート集計報告で明らかになった。 全国の組合員数は今年4月で553社となり、昨年から6社減った。一方、賛助会員は164社から170社へと6社増えている。 組合員数の変化を地区……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 コンプライアンスの徹底を 2015年10月5日 10時 東芝とフォルクスワーゲンという、世界的なメーカーの不正が明るみに出た。日独の名門企業の問題を振り返ることで、教訓としたい。 東芝の不正会計問題は、インフラをはじめとする主要事業で、2008年4月~14年12月の約7年間に、総額1518億円もの利益を水増ししていたというものだ。 その背景についてはい……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自然災害への万全な備えを 2015年9月28日 10時 8月10日の豪雨で茨城県や栃木県、宮城県などで洪水が発生し、大きな被害が出た。被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。 日本列島は環太平洋火山帯の上にあり、火山活動と地震活動が活発な上、台風の通り道にあることから、これまで多くの大規模な自然災害に見舞われてきた。 このため、国や自治体などで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 天然ゴム技術の開発進む 2015年9月14日 8時 住友ゴム工業が、ロシアタンポポを新たな天然ゴム資源として実用化するための共同研究を、米ベンチャー企業と開始した。ロシアタンポポについては、すでにブリヂストンと独コンチネンタルタイヤが実用化に向けた研究を行っており、天然ゴムをめぐる技術開発が加速しそうだ。 ロシアタンポポは
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月営業利益ランキング 2015年9月7日 9時 上場ゴム企業の2016年3月期第1四半期決算の営業利益をランキングした。1位は前年同期に続きNOK。電子部品事業が好調で、唯一100億円を超えた。2位には
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~6月売上高ランキング 2015年8月31日 10時 主要上場ゴム企業の2016年3月期第1四半期決算が出揃ったのを受け、第1四半期の売上高をランキングした。 自動車用ゴム部品は、国内は軽自動車税増税の影響もあって不振だったものの、米国、中国、欧州が好調あるいは堅調。ベルトも国内は低調だったが、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 スチレン系TPEに熱い視線 2015年8月24日 8時 スチレン系熱可塑性エラストマー「TPS」の生産能力増強が相次いでいる。スチレン系TPEはSBS、SISおよびSBSの不飽和結合を高度に水素添加した飽和型のHSBS(SEBS、SEPS)の4種に大別される。 SBSはポリマー改質剤、アスファルト舗装材改質向けが多く、SISは粘着剤を中心に、SE……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 15年上半期の原材料動向 2015年8月10日 9時 2015年上半期の原材料動向を振り返ってみた。 天然ゴムの輸入量(生ゴム量、日本ゴム輸入協会)は、1月に5万8096t、前年同月比6%減でスタートした後、2月が6万2209tで同4%増となり、5月の6万2256t、同17%増まで一貫して増加基調で推移した。 天然ゴムの営業倉庫在庫量(日本ゴム輸入……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 注目集める放射線関連製品 2015年8月3日 10時 印章やスタンプなどを製造するシヤチハタが「放射線遮蔽シート」を未来科学研究所などと共同開発したと発表した。 同社の製品ラインナップからすると、やや異質な感じもするが、同社は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 国内で生産することの意義 2015年7月27日 10時 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島を中心に、東北地方での工場設置が続いている。そうした中、住友理工が7月7日、山形県米沢市に東北初の製造・販売拠点を設けることを発表した。 東北地方への工場進出が復興の後押しになることは言うまでもないが、進出企業にとっては、それに加えて国内を含めた……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 カー黒、TPE値上げ続く 2015年7月13日 8時 カーボンブラックやエラストマー関連製品などの値上げが相次いで発表された。 その背景には、企業の自助努力では吸収しきれない原料価格の上昇や円安の進行による製造コストの高騰があり、その影響はまだ続く見込みだ。 カーボンブラックについては、東海カーボンが6月16日、全品種を7月1日出荷分からキロ当たり……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 印刷用ロールに救世主? 2015年7月6日 10時 複写機やプリンタなどの普及、印刷工程のデジタル化による価格競争により、印刷産業は年々縮小傾向にある。 そうした中、オフセット印刷に使われる「パウダーレスインキ」が登場した。この新しいインキは、印刷用ロールの需要掘り起こしにつながるだろうか。 経済産業省の工業統計によると、昨年の印刷事業所数は約……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 自由化で変わる電力供給 2015年6月29日 10時 電力小売りの全面自由化まで、あと10ヵ月となった。ここ数年の電力料金の上昇によるコスト増に苦しんできた企業にとっては、これを機に電力料金が下がることを期待したいところだ。 その一方で、自家発電の余剰電力を販売している企業の中には、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 改めて知る日本製品の力 2015年6月22日 10時 コンドームメーカー各社の薄型製品が好調だ。国内だけでなく、海外での評価も高いことから、今後、日本製コンドームが海外市場を席巻することになるかもしれない。 オカモトのコンドームを含む生活用品事業の売上高は、前年同期比0・7%増の328億7800万円、セグメント利益は同21・2%増の28億9900万円……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の15年3月期経常利益ランキング 2015年6月8日 10時 上場ゴム企業の2015年3月期決算の経常利益をランキングした。 顧客や注力市場の好不調などにより、同一業種でも大幅に利益を伸ばす企業がある一方、減益となる企業もあった。 輸出企業にとっては円安が追い風となったが、原材料価格の
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の15年3月期売上高ランキング 2015年6月1日 10時 主要上場ゴム企業の2015年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 自動車部品や自動車用ベルトなどの自動車関連事業は、日本とタイでは低調だったが、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 四社四様だったタイヤ決算 2015年5月25日 10時 タイヤメーカー各社の15年12月期第1四半期の決算が発表された。各社はいずれも、14年度まで2期連続で売上高と営業利益が過去最高を記録していたが、今期最初の四半期決算は一転して「四社四様」となった。 ブリヂストンは、一般タイヤが日本の販売減を海外市場の伸長でカバーし、売上高は前年同期比3・5%増とな……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 製造業の国内回帰は本物か? 2015年5月18日 10時 円安を主な理由として、日本の製造業が国内に回帰する動きが見られるようになっている。 パナソニックとシャープは、中国を始めとする海外工場で生産している製品の一部を国内に移転。キャノンは国内の生産比率を2年後をめどに、現在の4割程度から5割程度へ引き上げる方針だという。一方、日産自動車は円安を受け……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 開発進む特定車種向けタイヤ 2015年5月11日 10時 乗用車の特定車種向けタイヤ開発が活発だ。軽やSUV専用に続き、電気・ハイブリッド車専用も登場した。 特定車種向けのタイヤの走りは東洋ゴム工業のミニバン専用の「トランパス」と言える。その後、同社は軽専用もラインナップ。他社も追随し、多様な製品が出揃った。それに続いて登場したのが、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 15年「春とり」成果と課題 2015年4月27日 10時 ゴム連合の2015年春季生活改善とりくみは、3月末に設定された解決期限が過ぎ、要求書を提出した単組の9割近くが妥結した。 4月20日時点の回答状況によると、賃金について要求した49単組のうち、44単組が妥結。このうち妥結内容が昨年を上回ったのは22単組。要求に対して満額回答を得たのは13単組だった。 賃……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日経平均とゴム株価 2015年4月20日 10時 去る4月10日、日経平均株価が一時15年ぶりに2万円の大台を超えたことは大きなニュースとなった。12年末に第2次安倍内閣が発足した当時、1万円台前半だった日経平均は、アベノミクスや日銀の異次元金融緩和による為替円安の後押しを受けて、2年と3ヵ月で9000円近く上昇した。 それに伴い、ゴム関連企業でも……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 企業が新卒者に求めるものは? 2015年4月13日 10時 本紙が実施したゴム企業の15年度新卒採用状況アンケート調査によると、昨年調査に比べて回答企業数が少なかったにも関わらず、新卒採用者数は昨年に比べ241人増加し、ゴム業界全体としては業績が好調であることを裏付ける形となった。 高度な専門知識を持つ大学院卒が現業部門の技術系高卒者に次いで多いというの……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 広報戦略、二つの方向性 2015年4月6日 10時 タイヤメーカー各社は、15年度モータースポーツ(MS)のサポート活動を相次いで発表した。 ブリヂストンは、二輪車の最高峰「FIMロードレース世界選手権」MotoGPクラスに公式サプライヤーとしてタイヤを供給する他、内外のトップカテゴリーでMSを支援する。 住友ゴム工業は「ダンロップ」ブランドでは……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 一刻も早い信頼回復を 2015年3月30日 12時 東洋ゴム工業の子会社である東洋ゴム加工品が製造・販売した「高減衰ゴム系積層ゴム支承」の一部が、大臣認定を不正取得していたことが明らかになった。同社には問題の製品を早急に交換するとともに、社内体制を見直して再構築を図ることで、一刻も早い信頼回復を期待したい。 不正が判明したのは3月13日。山本卓司……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の第3四半期経常利益ランキング 2015年3月23日 12時 上場ゴム企業の2015年3月期第3四半期決算の経常利益をランキングした。 円安による海外利益の膨張、円安とは無関係の天然ゴムなどの原材料価格の低下、原油価格の下落などの増益要因と、合成ゴム海外市況の悪化、円安による原材料費やエネルギーコストなどの上昇、
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の第3四半期売上高ランキング 2015年3月10日 13時 主要上場ゴム企業の2015年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、第3四半期の売上高をランキングした。 自動車用部品やベルトなどの自動車関連事業が日本とタイでは減産となったものの、米国やタイ以外のアジアで好調だったこと、ホースも自動車用は減速傾向にあるが、高圧用は建設機械や工作機械が好調だっ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 工業用ゴム製品消費は微減予想 2015年2月28日 6時 自動車用を中心とするパッキン類(前年比8・3%増)、スポンジ製品(同28・6%増)の伸長で、2014年年間のタイヤ、ベルト、ホースを除く、各種工業用ゴム製品の生産(経産省統計)は17万8365t、前年比1・4%増、出荷金額も6733億2900万円、同2・5%増と前年実績を上回った。別表の通り上期まで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ4社の増益要因は… 2015年2月23日 10時 タイヤメーカー4社の14年12月期決算が出揃っい、各社とも過去最高益を達成という結果になった。 会社ごとに営業利益の主な増減要因を見てみると、まずブリヂストンの増益要因は原材料が770億円、為替450億円、減益要因は売値MIX数量他が▲731億円、戦略商品▲50億円など。この結果、前期に比べ399億円……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原材料安と合成ゴム価格 2015年2月17日 12時 タイヤ向け汎用合成ゴムの海外市況の軟化が続いている。 基本的には、原材料価格の下落、海外のタイヤ向け汎用合成ゴムの供給過剰が要因となっている。 アジア、ヨーロッパでの景気後退に伴うタイヤ需要減、過去の高い価格による原材料で生産された在庫品の調整、需要増を見越しての合成ゴム各社の増産投資により製……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム業界の見通しは明るい? 2015年2月9日 5時 現在の景気や今後の見通しについて、様々な機関で調査が行われている。最近の調査結果のいくつかを見て総合的に判断すると、全体的には不透明ながら、ゴム業界は比較的明るい見通しを持っていると言えそうだ。 日本銀行が先月公表した地域経済報告では、全国9地域のうち景気判断を引き下げたのは北海道だけに留まっ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ISO/TC45国際会議の成果 2015年2月2日 12時 先日開催された日本ゴム工業会第4回幹事会では、事務局と各委員会が様々な報告を行った。このうち、ISO/TC45国内審議委員会からは「第62回ISO/TC45国際会議」の結果に関する報告があり、会議の成果に加え、各国の動向が紹介された。 TC45(ゴム及びゴム製品)は、ISOに4つあるゴム関係の専門委員……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 懸念される円安の進行 2015年1月26日 12時 帝国データバングが19日に発表した「円安に関する企業の意識調査」で、5割近い企業が、円安は業績にとって「デメリットの方が大きい」と見ていることが分かった。 本紙が昨年12月に実施し、先週(1月19日)号で掲載した「2015年の景況見通しと業績予想」に関するアンケート調査でも同様の結果となっており、今……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原油価格急落、功罪相半ば 2015年1月19日 12時 原油価格の急落は、ゴム産業にどのような影響を与えているのか。素材メーカーではコスト低減につながる一方、市況軟化に拍車がかかり、ゴム企業にとってもナフサリンクによる安い原材料で生産できる反面、ゴム製品へ販売価格の値下げ圧力が高まるなど、功罪相半ばしているようだ。 各種ゴム製品の15年度需要見通しに……