ゴムタイムス社 取材メモ 五輪に向け物流対策が本格化 2020年3月30日 7時 クラレのエラストマー事業部が、東京五輪中の物流の混雑を避ける取り組みを本格化させている。 熱可塑性エラストマー「セプトン」などを扱う同事業部は、茨城県の鹿島事業所が国内のメインの製造拠点となり、ここで生産する製品は通常は東京港から輸出される。 しかし、東京港は、最近は慢性的に混雑しており、まし……
ゴムタイムス社 取材メモ 欧州の機械メーカーの特徴 2020年3月16日 14時 ゴム・樹脂機械メーカーを取材している際に、昨年10月に開催されたK2019(国際プラスチック・ゴム産業展)に行った人に、欧州の機械メーカーの特徴を聞くことができた。 K2019に行った人が口を揃えて話していたのが、機械のIoTやAIの活用が圧倒的進んでいるとのことだった。たとえば、機械にセンサを……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ業界の再編に言及 2020年3月16日 10時 ブリヂストンの決算説明会で、タイヤ業界の再編に幹部が言及した。 説明会が行われた2月17日時点での新型コロナウイルスの影響について、石橋秀一副会長は「中国は当社にとってクリティカルな市場ではないので、グローバルのサプライチェーンに中国が大きく影響することはない。パンデミックな事態になると別なシナ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の営業利益ランキング 2020年3月16日 8時 20年3月期第3四半期の営業利益率ランキングは減益企業が22社中16社となった。前四半期(第2四半期)と減益企業数に変動はなかったものの、前四半期で増益だった豊田合成と西川ゴム工業が減益に転じたことで、上位10社のうち増益となった企業は4位の住友理工のみとなった。 上位10社で前四半期から順位を上げたの……
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムのMB事業の近況は 2020年3月9日 14時 横浜ゴムが先の決算説明会でMB事業の近況を説明した。 19年のMB事業は、売上収益が1193億円で前期比1・3%増、事業利益が83億円で同12・4%増と増収増益となり、このうち、ホース配管事業は減収、工業資材事業は増収となった。 これに対し、20年のMB事業は、売上収益が1190億円で同0・3%減、事……
ゴムタイムス社 取材メモ 戦略的にデジタルを活用していく 2020年3月9日 12時 TOYO TIREは2月1日から「デジタル推進室」を解消し、「デジタルイノベーション推進本部」を新設した。 先日開催されたTOYO TIREの決算説明会で、デジタルイノベーション推進本部の立ち上げの経緯について、2月から同推進本部長に就いた金井昌之取締役常務執行役員は
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~12月の売上高ランキング 2020年3月2日 10時 主要上場ゴム関連企業の20年3月期第3四半期の売上高をランキングした(日東化工は非連結)。増収企業は5社で、前年同期の16社から11社減少した。売上高上位10社中増収企業は1位の豊田合成の1社のみ。米中貿易摩擦の激化による中国を始めとする世界経済の減速感が鮮明となり、輸出環境が悪化していることや、国内も……
ゴムタイムス社 取材メモ スタッドレスの履きつぶしとは 2020年2月28日 13時 横浜ゴムは2月初旬に旭川市で開いた冬用タイヤの勉強会で、普段接する機会が少ないトラックバス用(TB)タイヤに関する興味深い資料を紹介した。 同社によると、TB用タイヤの需要構成比(18年)は、スタッドレスタイヤ約46%、オールシーズン約36%、サマータイヤ約17%と
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム産業の新3Kとは 2020年2月25日 14時 きつい、汚い、危険の頭文字をとった「3K」業種といわれるゴム産業。 2月7日に大阪で開催されたゴム連合の第60回ゴム産業労使懇談会で石塚宏幸中央執行委員長は、賃金や一時金、ワークライフバランスの実現など、20年の春とり方針を表明する中で、ゴム産業の労働環境の現状について言及した。 石塚委員長によ……
ゴムタイムス社 取材メモ 減損損失の今後の対策 2020年2月25日 13時 住友ゴム工業は先日開催した2019年12月期の決算説明会の席上、19年12月期の減損損失が182億円になったことを発表した。減損の多くは海外工場の生産や販売面での遅れによるものだという。 今後の対策は、米国工場では、生産面については少品種多量生産体制から多品種少量生産体制に移行しながら、生産難易度が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 景況感が一段と悪化 2020年2月25日 9時 日本ゴム工業会は昨年12月26日に中小企業会員景況調査を行い、1月21日に集計した。業況判断DIはマイナス傾向が強まる結果となり、ゴム産業の中小企業の景況感は一段と悪化している。 調査項目は、業況判断、売上額、経常利益、販売価格、資金繰り、従業員の過不足状況、当期に直面している経営上の問題点の7項目……
ゴムタイムス社 【社告】『ポリマー混練り活用ハンドブック』発売 2020年2月20日 9時 ゴムタイムス社では、『ポリマー混練り活用ハンドブック』を今月発売しました。 ゴム・樹脂材料の配合技術は、この20年間にポリマーアロイの先駆者ウトラッキーの発明によるEFMやカオス混合装置の開発、ラムスタットミキサーなどプロセシングに関する新技術が生まれ、技術が進歩しています。 本書は、防振ゴムや……
ゴムタイムス社 取材メモ マスク代替にもなる極細輪ゴム 2020年2月14日 8時 「世界で一番細い、極細シリコン輪ゴムをもっと世の中に広めたい」と語るのは、東京葛飾区の町工場、精工パッキングの平井秀明社長。 同社のビクトリア型打抜き技術で製造する極細シリコン輪ゴムは、身につけたことも忘れるほど0・3mmと細く軽い輪ゴムで、シリコン素材のため、無臭、防振性、耐熱性にも優れる。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴム事業の近況は 2020年2月14日 7時 日本ゼオンの20年3月期第3四半期の決算説明会で、合成ゴム事業の近況が詳述された。 出荷量を前年同期と比べると、タイヤ向けが中心の汎用ゴムは、海外向けが伸び6%増。松浦一慶取締役執行役員は、「タイヤの需要が世界的に決して強くない環境下、
ゴムタイムス社 取材メモ 次の100年はシロからイロ(色)へ 2020年2月10日 13時 化学品専門商社の白石カルシウム、炭酸カルシウムのパイオニア企業の白石工業、研究機関の白石中央研究所などグループ22社、国内外42拠点で多様な事業を行う白石グループ(大阪市北区、白石恒裕社長)は、昨年11月に白石グループとして創業100周年を迎えた。その中、白石社長は今年の年頭挨拶で次の100年に向けた……
ゴムタイムス社 取材メモ 経産省が各所で「2つのお願い」 2020年2月7日 13時 今年の各団体の新年賀詞交歓会に来賓として招かれた経産省幹部のあいさつは、終盤に示し合せたかのように「最後に2点お願いがございます」という決まり文句が述べられ、必ず企業への2つの要請で締めくくられた。 日本自動車タイヤ協会(JATMA)の新年賀詞交換会でも、来賓の経産省・大臣官房の大内聡審議官が……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新型肺炎 早期終息願うゴム企業 2020年2月7日 11時 中国・武漢市を発生源とする新型コロナウイルスによる肺炎拡大がゴム関連企業の活動に影響を与え始めている。中国全土での肺炎拡大を受け、ゴム関連企業は従業員の中国出張禁止や、当局の指示に従い現地工場の再開延長する措置を取ったほか、日本国内での感染拡大に備え、在宅勤務の検討を進める企業もある。 武漢市……
ゴムタイムス社 取材メモ 中部ゴム商組が経済産業大臣賞 2020年1月31日 15時 今年も1月中旬から下旬にかけて全国各地のゴム製品商業組合で賀詞交歓会が行われ、各商業組合の活動がスタートした。 なお、昨年は各地のゴム製品商業組合が設立40周年を迎えた記念すべき年であったが、「各地区が相互に40周年を祝ったことで
ゴムタイムス社 取材メモ プラスチックの環境問題に取り組む 2020年1月31日 13時 先日、開催された日本プラスチック機械工業会の新年賀詞交歓会で、依田社長は海洋プラスチックごみ問題を始めとする環境問題への対応について触れ、「プラスチックが環境負荷素材と話題になり、一般の皆様から見ると我々の業界としては逆風となっている。今後は我々も環境問題の対応もしていくことが重要になっていくる……
ゴムタイムス社 取材メモ ファミリー層にもブランド訴求 2020年1月28日 9時 東京オートサロンのダンロップ・ブースは、ファミリー層を意識した体験型の展示となり「安全・安心な、家族のダンロップ」をコンセプトに、動かす、覗く、触る、比べる、撮れるの5つの体験コーナーが用意された。 ブースの入口にはドラえもんが置かれ、ブースに入ると、9歳でフォーミュラカーレースデビューを果た……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ESGへの発言が相次いだ年頭挨拶 2020年1月27日 15時 ゴム・樹脂企業トップの年頭挨拶で、ESGに関連した発言が相次いだ。ESGとは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の英語の頭文字をとったもの。「ESGやSDGsなど企業の社会的責任を果たすためには何をすべきかを常に考え、実行に移す」(住友ゴム工業山本悟社長)、「ESGを経営基盤の強化策の一つ……
ゴムタイムス社 取材メモ ドイツと日本の接着技術の違い 2020年1月27日 12時 昨年12月にカワサキテクノリサーチが開催した「マルチマテリアル化と異種材料接合技術の革命」の講演で、東京工業大学の佐藤千明教授は「異種材料接合に向けた接着接合部の力学解析」のテーマで講演していた。 その講演で、佐藤教授はドイツと日本の接着技術の違いを解説していた。 ドイツでは、国を挙げて接着技術……
ゴムタイムス社 取材メモ オールシーズンへの日本市場の反応は 2020年1月21日 9時 雪に強いオールシーズンタイヤ「ブルーアース4S・AW21」を今月から本格発売した横浜ゴムは、先の新商品発表会でオールシーズンタイヤの貴重なデータを公表した。 オールシーズンタイヤには、「M+S」だけが付いた北米で主流の従来型と、これに加えスノーフレークマークも付いた欧州型がある。欧州型の方が積雪……
ゴムタイムス社 取材メモ ポテンザ最強のタイヤ 2020年1月17日 14時 東京オートサロン2020において、スポーツタイヤブランドポテンザの新商品「ポテンザRE71―RS」のプレスカンファレンスを行ったブリヂストン。カンファレンスでは、新商品発表会ととともに、ポテンザの開発に携わる技術者と開発に協力するレーシングドライバーの3名がポテンザの魅力を語り合うトークショーを……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期営業利益ランキング 2019年12月6日 13時 4~9月期の営業利益率ランキングでは、米中対立激化により生産・輸出が落ち込みを見せる中、ゴム関連企業も22社中16社が減益となったものの、第1四半期に比べて増益企業は2社から4社増えて6社となったほか、櫻護謨とNOKが営業損失
ゴムタイムス社 取材メモ 新事業センター活用でシナジー創出 2019年12月6日 12時 18年度からスタートする中長期経営計画「BF―2」で、4つの指針(①新事業の創出、②コア事業の拡大、③ものづくりの深化と進化、④個人と組織の働き方改革)を掲げ、グローバルで際立つサプライヤーを目指し活動するバンドー化学。 このうち、新事業の創出では、パワーエレクトロニクスなどの電子資材事業や医療機器事……
ゴムタイムス社 取材メモ 選ぶものではなく、育てるもの 2019年12月6日 11時 「後継者は選ぶものではなく、育てるもの」とは、三井化学淡輪敏代表取締役社長の言葉。11月15日に開催された経営概況説明会において後継者についての質問に答えたもの。 淡輪社長は、「後継者へどのようにバトンを渡していくの
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月売上高ランキング 2019年11月29日 8時 主要上場ゴム企業の2020年3月期第2四半期の売上高をランキングした。 増収企業は8社で、前年同期の16社から8社減った。売上高上位10社のうち増収企業は1位の豊田合成、6位の西川ゴム工業、7位のオカモトの3社。米中貿易摩擦の激化により、中国を始め世界経済先行きが不透明な状況のなか、自動車や半導体……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 作業用手袋、アウトドアで人気じわり 2019年11月25日 10時 建設現場や物流作業などで使われる作業用手袋がアウトドアやスポーツシーンでじわり人気を集めている。作業用手袋はこれまでも機能性の高さから、アウトドアやスポーツシーンで一部の愛好家に使用されていたが、最近はリーズナブルな価格、品質も同等といった点が雑誌で紹介され、一般ユーザーの購入も増えている。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ点検に静岡県警が協力を強化 2019年11月25日 7時 JATMAの東名高速・浜名湖SAでのタイヤ点検で、静岡県警高速隊が点検への同行時間を昨年より延長し、円滑な点検実施に協力した。 協力強化の理由は、点検スタッフを前にあいさつした高速隊・久田英之隊長の言葉に込められていた。久田隊長は
ゴムタイムス社 取材メモ 会社運営とサッカーの共通点 2019年11月22日 14時 先月、都内で開かれたフォルボ・ジークリング・ジャパン設立50周年の感謝の会で挨拶に立った同社佐藤守社長は、10歳から始め、中学、高校、大学、社会人、そして社長業の傍ら今もクラブチームで打ち込んでいるサッカーを引き合いに、ミスが起きた際の初動の重要性を語った。 佐藤社長が所属するクラブチームは、様々……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 景況悪化の見通しが強まる 2019年11月18日 11時 日本ゴム工業会は9月30日に中小企業会員景況調査を行った。業況判断のDI指数では10~12月期の見通しが大幅なマイナスとなり、中小ゴム企業の景況がさらに悪化するとの見通しが強まった。 この調査は、業況判断、売上額、経常利益、販売価格、資金繰り、従業員の過不足状況、当期に直面している経営上の問題点の7……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 東京モーターショー人気復活の裏に3つの要因 2019年11月11日 12時 東京モーターショーが前回より50万人以上多い130万人の来場者を集め、成功裏に閉幕した。100万人超えは12年ぶりだという。 フォルクスワーゲンなど海外勢の出展が減り乗用車部門のブースが前回の24から14に激減し、五輪選手村の準備のため会場が2ヵ所に分かれてしまうなどマイナス要素もあった中、なぜ人気復……
ゴムタイムス社 取材メモ 無人運転を公道で実証へ 2019年11月8日 13時 コンチネンタルは、無人運転の公道での実証に向け、車両ナンバーを取得したと東京モーターショーでプレス発表した。 同社は昨年、都市部での走行を想定した無人運転の実験車両をドイツで製作し試運転を行っており、これと同型の実験車両を今年9月に日本にも導入した。そして、
ゴムタイムス社 取材メモ テニスのトップブランドに 2019年11月8日 13時 住友ゴム工業がテニス事業を加速させている。 同社は、プロテニストーナメントの4大大会の1つ「全豪オープン」と「ATPツアー」それぞれとパートナーシップを締結し、全豪オープンとATPツアー全67大会中23大会に「ダンロップ」ボールを提供。これにより、「名実ともにテニスボールのトップブランドとなった」……
ゴムタイムス社 【社告】『ポリマーTECH・vol・3』発売 2019年11月5日 12時 ゴムタイムス社では、今年4月に創刊したゴム・プラスチックの技術雑誌『ポリマーTECH』の第3号(vol・3)を11月5日に発売いたします。 『ポリマーTECH』は年4回の季刊誌で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の……
ゴムタイムス社 取材メモ FMでゴムの街かつしかPR 2019年11月1日 13時 葛飾区産業フェアへの出展を目的に創設した葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は毎年、同フェアでブースを出展し、同工業会の活動を紹介するとともに、担当理事らが工夫を凝らしたアトラクションを企画している。 第35回目の出展となった今年は、東京五輪の正式競技「フィールドホッケー」にヒントを考案した新アトラク……
ゴムタイムス社 取材メモ 常に真摯な姿勢で 2019年11月1日 12時 「社員には常に真摯に仕事に励んでほしい」と語るのは、精密工業用ゴムメーカー(株)ハタダ.(東京都大田区)の畑田芳則社長。その理由について、畑田社長は2018年と約30年前(1989年)の世界時価総額ランキングを引き合いに、その真意を説明した
ゴムタイムス社 取材メモ 永続発展には変革が必要 2019年10月25日 18時 平成最後、そして令和となった2019年は全国各地のゴム商業組合が創立40周年を迎えた年でもある。東部ゴム商組(2月)を皮切りに、西部ゴム商組(5月)、東北ゴム商組(6月)、中部ゴム商組(10月)がそれぞれ創立40周年式典、祝賀会を挙行した。 このうち、中部ゴム商組では40周年記念式典・祝賀会の前に、㈱……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 各商組の景況調査で明るい材料見られず 2019年10月25日 14時 先月開催された全国ゴム商組連合会で、北海道、東北、東部、中部、西部、四国、西日本の全国7組合に実施したアンケートの結果が発表された。 このうち、製品ごとに景況を尋ねた設問では、ベルトやホース、工業用品の計10種の製品について、今年度上期の売上実績と下期の売上予測を各組合が回答した。 その結果、
ゴムタイムス社 取材メモ 山椒のような役割を 2019年10月25日 14時 10月4日、都内で創立85周年記念式典を盛大に祝った東京ゴム薬品商同業会(椎名孝雄理事長)。各種ゴム薬品を扱う東京地区の商社を主体としてゴム産業創生期の昭和9年に設立した同業会は、経済産業省につながる団体
ゴムタイムス社 取材メモ 本社移転の狙いとは 2019年10月21日 16時 今年7月、本社を大阪市西区にある親会社の長瀬産業本社内に移転した東拓工業。本社移転の狙いについて、豊田耕三社長は「長瀬グループとのシナジー創出を図るほか、人材採用に期待している」と語る。 長瀬グループとのシナジー創出について、
ゴムタイムス社 取材メモ すそ野は確実に拡がっている 2019年10月21日 12時 TOYO TIREが実施した第2回トラック・バス用タイヤ作業コンテストでは、代表として選出された13名が交換作業の技術力や接客能力を競い合った。 同社では、今年から基本テーマに「TOYO TIREグループへの作業基準の徹底」を採用している通り、育成人材の拡大を推進している。 今回は、昨年から引き……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 女性活用が進むゴム業界 2019年10月18日 18時 生産年齢人口の減少や共働き世帯の増加などを受け、政府は女性活躍推進法を通じ女性の活用・活躍推進に向けた企業への働きかけを進めている。 こうした政府の動きに呼応する形で、ゴム産業でも女性の活用推進に取り組む動きは徐々に広がりを見せている。弊紙が17年11月実施した「人材採用・確保の取り組み状況
ゴムタイムス社 取材メモ 3Dプリンターで相乗効果狙う 2019年10月18日 17時 押出成形メーカーのホッティーポリマーは、3Dプリントの原料素材となる「HPフィラメント」を販売している。同製品はポリ乳酸とエラストマーの独自配合により作成された材質だ。すでにWEBサイトを中心に販売を伸ばしており、10月に開催された「機械要素技術展」でも来場者から注目を浴びていた。
ゴムタイムス社 【社告】「ゴムデータブック2020」発売 2019年10月7日 10時 ゴムタイムス社では、このほどゴム業界のゴム関連統計の決定版「ゴムデータブック2020」を発売いたします。 本書は、世界・日本のゴム工業に関する生産・出荷量などの最新の統計データを満載するほか、主な上場ゴム企業の決算情報、上場企業の株価週足データも掲載するなど、「ゴムデータブック2020」を開く……
ゴムタイムス社 取材メモ 横串の技術交流でイノベーション創出へ 2019年10月4日 12時 クラレのイソプレンカンパニーで、イノベーションに向けた新たな取り組みが始まった。 同社のイソプレンカンパニーには、熱可塑性エラストマー「セプトン」などを扱うエラストマー事業部、耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」などを扱うジェネスタ事業部、ポリウレタン原料「クラレポリオール」などを扱うイソプレン……
ゴムタイムス社 取材メモ 映像を活用して技能をレベルアップ 2019年10月4日 10時 横浜ゴムが実施した第5回サービス技能コンテスト全国大会では、地区予選を通過した11人がトラック・バス用タイヤの交換作業の技術力や接客能力を競い合った。 この全国大会の作業審査と接客審査では、ビデオカメラを構えたスタッフが選手たち1人1人の実技をつぶさに撮影していた。時々撮るのではなく、選手の動き……
ゴムタイムス社 取材メモ 組合と仕事の両立の難しさ 2019年9月27日 13時 9月5~6日、岐阜県岐阜市「ぎふ長良川温泉ホテルパーク」で第15期2019年定期大会を開催したゴム連合(石塚宏幸中央執行委員長)。 第15期定期大会の挨拶の場で、石塚委員長は中小単組への支援充実の観点から、委員長就任直後の昨年11月から今年7月にかけて中央執行委員組合以外の全国各地の44単組
ゴムタイムス社 取材メモ 新ツールを使い事故防止へ 2019年9月27日 12時 先日開催された住友ゴム工業の第10回DTS全国TB作業コンテスト。今回から大型車脱輪事故防止の取り組みのひとつに、簡易点検ツール「ピッチゲージ」を使い、対象ハブのハブボトルを全数点検することが加わった。新ツールはボルトの痩せや伸びの状態を点検できるほか、ナットのねじ山つぶれも点検できるツールだ。同……