ゴムタイムス社 取材メモ 大型・超大型ORRの回復は下期以降に 2015年3月23日 12時 少し前の話だが、14年12月期の決算説明会の質疑応答で、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤ(ORR)の需要見通しを聞かれた津谷正明CEOは「中小型のORRは米国も日本も回復してきているが、大型・超大型については完全な回復基調にはない。もう少し時間がかかる」と答えた。 同社はORRを超大型(51インチ超)……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の第3四半期経常利益ランキング 2015年3月23日 12時 上場ゴム企業の2015年3月期第3四半期決算の経常利益をランキングした。 円安による海外利益の膨張、円安とは無関係の天然ゴムなどの原材料価格の低下、原油価格の下落などの増益要因と、合成ゴム海外市況の悪化、円安による原材料費やエネルギーコストなどの上昇、
ゴムタイムス社 取材メモ 人工芝張替需要に期待 2015年3月23日 6時 「人工芝の市場規模は年間で100~130万平米ある」と話すのは住ゴム産業の吉澤貢社長。 「サッカーでもJリーグや大学は人工芝化している所が多いが、今後はその下の高校などでも人工芝化が徐々に行われている」とし、今後は新設と共に張替での需要が期待できるという。 人工芝の市場は、同社のハイブリットター……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム企業の第3四半期売上高ランキング 2015年3月10日 13時 主要上場ゴム企業の2015年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、第3四半期の売上高をランキングした。 自動車用部品やベルトなどの自動車関連事業が日本とタイでは減産となったものの、米国やタイ以外のアジアで好調だったこと、ホースも自動車用は減速傾向にあるが、高圧用は建設機械や工作機械が好調だっ……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム価格維持策をリードするタイ 2015年3月9日 10時 インドネシアのバンドンで去る2月末、国際天然ゴム会議(ITRC)加盟国であるタイ、インドネシア、マレーシアの3ヵ国が、昨年11月に続き天然ゴム価格の安定について協議の場を持った。 今回の協議にはベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーが加わったと伝えられており、生産側7ヵ国は、緊密な連携を取るこ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「アヒルの水かき」 クラレのイソプレン 2015年3月7日 7時 クラレは15年度からスタートした中期経営計画「GS-STEP」でイソプレン事業では事業拡大に向けた新プラントの本格検討を行う計画でいるが、その新プラント建設について、同社の伊藤正明社長は決算発表席上、「アヒルの水かき状態」と 述べた。 同社の2014年12月期決算におけるイソプレン事業については、フ……
ゴムタイムス社 取材メモ 今年の「春とり」が持つ意味 2015年3月2日 10時 ゴム連合は先ごろ、「2015春季生活改善のとりくみ方針」を決定し、定期昇給分を除いて、ベースアップや賃金体系の歪み是正などの課題を含む2%以上の賃上げを要求することとした。それを受け、加盟56単組は2月末に要求書を経営側に提出し、今年の春季労使交渉がスタートした。 14年の「春とり」では、ゴム連合……
ゴムタイムス社 取材メモ シナジー効果への期待 ランクセス 2015年3月2日 9時 ランクセスの「15年度の活動に関する記者説明会」の席上、ペーター・ワインマール社長はランクセスとラインケミージャパンが1月1日に経営統合したことについて、まだ統合して数ヵ月しか経っていないので、経営統合の効果は限定的になるとした上で、「間接部門では既に効果が表れてきている」と述べた。 特に情報シ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「やっぱ走りですよね」 横浜ゴム 2015年3月2日 9時 横浜ゴムの14年12月期決算発表会の席上、野地彦旬社長は質疑応答の場面で、横浜ゴムらしさは何かとの質問に「やっぱ走りですよね」と即答した。 燃費が良い事は当たり前の世界になってくるとし、「ウエットグリップはマストだと思います。その上で転がり抵抗をよくする。だけども、ドライの操縦安定性や運転の楽しさ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 工業用ゴム製品消費は微減予想 2015年2月28日 6時 自動車用を中心とするパッキン類(前年比8・3%増)、スポンジ製品(同28・6%増)の伸長で、2014年年間のタイヤ、ベルト、ホースを除く、各種工業用ゴム製品の生産(経産省統計)は17万8365t、前年比1・4%増、出荷金額も6733億2900万円、同2・5%増と前年実績を上回った。別表の通り上期まで……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ4社の増益要因は… 2015年2月23日 10時 タイヤメーカー4社の14年12月期決算が出揃っい、各社とも過去最高益を達成という結果になった。 会社ごとに営業利益の主な増減要因を見てみると、まずブリヂストンの増益要因は原材料が770億円、為替450億円、減益要因は売値MIX数量他が▲731億円、戦略商品▲50億円など。この結果、前期に比べ399億円……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原材料安と合成ゴム価格 2015年2月17日 12時 タイヤ向け汎用合成ゴムの海外市況の軟化が続いている。 基本的には、原材料価格の下落、海外のタイヤ向け汎用合成ゴムの供給過剰が要因となっている。 アジア、ヨーロッパでの景気後退に伴うタイヤ需要減、過去の高い価格による原材料で生産された在庫品の調整、需要増を見越しての合成ゴム各社の増産投資により製……
ゴムタイムス社 取材メモ 子会社増加の理由は? 2015年2月16日 12時 宇部興産の15年3月期第3四半期決算説明会で興味を引かれたことの一つが、連結子会社数が一気に5社増えたことだ。 その理由として泉原雅人常務執行役員は、5社のうち4社は
ゴムタイムス社 取材メモ インターナショナルとグローバル 2015年2月16日 10時 去る1月に行われた日本金型工業会東部支部の新年懇親会において、同工業会学術顧問を務める横田悦二郎日本工業大学教授が、「進展を続けるグローバル市場をどう利用するか」と題する特別講演を行った。 長年培った経験と知見を備え、今も自らの足で新興国の製造現場を回り続ける横田氏ならではの、鮮度の高い現状報……
ゴムタイムス社 取材メモ コンベヤベルトの「スリップサイン」は? 2015年2月9日 12時 ブリヂストンの「コンベヤベルト新ソリューションシステム」発表会の質疑応答で、なかなか面白い質問があり、その答えも「なるほど」と感心させられたので紹介したい。 今回、同社が開発したシステムは、センシング・通信技術を応用したものだ。これに対し、ある記者から
ゴムタイムス社 取材メモ 原油価格急落でSSの危機? 2015年2月9日 7時 原油価格が急落している。世界の原油の国際指標とされるWTI価格を見ると、14年7月の月間平均価格が1バレルあたり102・99ドルだったものが、12月には59・1ドルまで急落し、その流れは年が明けてもなかなか止みそうにない。 ここしばらく、円安の進行で高止まりするガソリン価格に悩まされてきた消費者にとっ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム業界の見通しは明るい? 2015年2月9日 5時 現在の景気や今後の見通しについて、様々な機関で調査が行われている。最近の調査結果のいくつかを見て総合的に判断すると、全体的には不透明ながら、ゴム業界は比較的明るい見通しを持っていると言えそうだ。 日本銀行が先月公表した地域経済報告では、全国9地域のうち景気判断を引き下げたのは北海道だけに留まっ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ISO/TC45国際会議の成果 2015年2月2日 12時 先日開催された日本ゴム工業会第4回幹事会では、事務局と各委員会が様々な報告を行った。このうち、ISO/TC45国内審議委員会からは「第62回ISO/TC45国際会議」の結果に関する報告があり、会議の成果に加え、各国の動向が紹介された。 TC45(ゴム及びゴム製品)は、ISOに4つあるゴム関係の専門委員……
ゴムタイムス社 取材メモ 三井物産がカンボジアでゴム事業 2015年2月2日 12時 三井物産がカンボジアで、天然ゴムゴム植林並びにラバーブロック加工・輸出事業を展開する。天然ゴム需給が緩み、価格も低水準で推移する中、そして何故、今、カンボジアなのか。 聞けば、同社ではラバーブロックの将来性を睨み、2011年から事業化検討を開始した。また、1995年よりオーストラリアにて製紙資……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 懸念される円安の進行 2015年1月26日 12時 帝国データバングが19日に発表した「円安に関する企業の意識調査」で、5割近い企業が、円安は業績にとって「デメリットの方が大きい」と見ていることが分かった。 本紙が昨年12月に実施し、先週(1月19日)号で掲載した「2015年の景況見通しと業績予想」に関するアンケート調査でも同様の結果となっており、今……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原油価格急落、功罪相半ば 2015年1月19日 12時 原油価格の急落は、ゴム産業にどのような影響を与えているのか。素材メーカーではコスト低減につながる一方、市況軟化に拍車がかかり、ゴム企業にとってもナフサリンクによる安い原材料で生産できる反面、ゴム製品へ販売価格の値下げ圧力が高まるなど、功罪相半ばしているようだ。 各種ゴム製品の15年度需要見通しに……
ゴムタイムス社 取材メモ 東南アジアの洪水と天然ゴム価格 2015年1月19日 10時 昨年末、タイ南部やマレーシア北部、インドネシアなどで大雨による洪水が発生した。特にマレーシアでは、過去30年間で最悪の被害が出たとの報道もあり、東南アジア全体で数十万人規模の住民が避難を余儀なくされた模様だ。 この時期、ユーラシア大陸の寒気が南下すると、南シナ海で発生したモンスーンによる湿った空……
ゴムタイムス社 取材メモ 横浜ゴムオートサロンで接着剤を紹介 2015年1月19日 9時 オートサロン2015は過去最高の来場者を記録し、成功裏に閉会した。 横浜ゴムブースの片隅では、タイヤではない展示が行われた。それが、参考出品として展示された「ガラス用高剛性接着剤」だ。 カスタムカーや様々なエアロパーツが並ぶ中、接着剤の商会は異色の展示となった。 新開発の接着剤で、前後ウインドウ……
ゴムタイムス社 取材メモ 希望小売価格復活の背景は 2015年1月12日 10時 ブリヂストンタイヤジャパン㈱(清水実社長)は、15年1月より低燃費タイヤ「エコピア」にメーカー希望小売価格を設定する方針をあきらかにした。 タイヤの希望小売価格については、1996年にタイヤ公正取引協議会から店頭での実売価格とのかい離を指摘され、業界全体でオープン価格に移行した経緯がある。その後……
ゴムタイムス社 取材メモ フィルム産業に貢献する炭素繊維 2015年1月11日 12時 「炭素繊維の世界生産能力はPAN系が年間10万5000t、ピッチ系が同1410t程度、三菱レイヨンのPAN系は東レ、帝人に続き10%(約1万t)の世界3位。ピッチ系は三菱樹脂が71%(約1000t)のシェアを占め業界トップ」。炭素繊維事業の統合を発表した三菱レイヨンの山本巌常務執行役員。 そのピッチ系……
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム国内工場は高付加価値のものを 2015年1月2日 12時 関西電力が再値上げの方針を打ち出した。関電管内に事業所を置く企業にとっては、影響が大きいと見られるが、東洋ゴム工業の山本卓司社長は
ゴムタイムス社 取材メモ 「ファルケン」ブランドをより強く 2015年1月2日 12時 住友ゴム工業は、タイヤブランドとして「ダンロップ」と「ファルケン」の2つのブランドを有している。同社は昨年、青山に期間限定で「ファルケン・カフェ」をオープンさせた他、今年1月9日から11日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2015」に「ファルケン」ブースを出展。ブランド認知度の向上に努め……
ゴムタイムス社 取材メモ 消費増税に翻弄された1年 2014年12月15日 10時 年の瀬を迎えて、今年も経営者に話を聞き1年を振り返ってもらう時期になった。 1~3月は消費税増税前の駆け込み需要により、好業績を上げた企業が多かった。4~6月は反動減で販売が低迷、あるいは想定ほど業績が落ちなかったという声もあった。7~9月には消費税の影響がようやく落ち着き、景気回復への道筋が……
ゴムタイムス社 取材メモ 鬼怒川ゴム中計目標達成に自信 2014年12月8日 12時 11月28日に開催された鬼怒川ゴム工業の決算説明会の中で、関山定男社長は中期経営計画の取り組み状況を紹介した。 同社は中計「キヌガワ・チャレンジ2015」の中で、15年度の売上高を1000億円以上、営業利益120億円以上、営業利益率は12%以上という目標を掲げている。 これに対し関山社長は、
ゴムタイムス社 取材メモ トヨタのモジュール化が呼ぶ波紋 2014年12月8日 10時 今、世界の自動車メーカーは競ってモジュール化を進めている。 モジュール化とは、簡単に言えば標準化した部品の組み合わせによって製品を設計・製造すること。代表的な例として、独フォルクスワーゲンの「MQB(モジュラー・トランスバース・マトリックス)」やルノー日産の「CMF(コモン・モジュール・ファミ……
ゴムタイムス社 取材メモ 成長のカギとなる独自技術 2014年12月1日 12時 朝日ラバーの15年3月期第2四半期決算説明会で、伊藤潤社長は中期経営計画についての説明も行った。 同社は2020年を見据えたビジョン「AR―2020VISION」を策定。今年度からの3年間を「V―1計画(基盤期)」、その次の3年間を「V―2計画(飛躍期)」と位置付け、事業戦略を構築している。 現在……
ゴムタイムス社 取材メモ 限りなくB2Cに近く 2014年12月1日 10時 三井化学は11月19日、米国において総合ヘルスケアブランド「Whole You®(ホール・ユー)」を立ち上げたと発表した。 同社グループはこれまでも、ヘルスケア分野においてメガネレンズ材料や歯科材料などマテリアルを中心に事業展開してきたが、新しい価値を創造するため、デバイス事業への進出を決めた。その……
ゴムタイムス社 取材メモ 植樹活動は量から質へ 2014年12月1日 9時 住友ゴム工業は先ごろ、川西国崎の森「住友ゴムGENKIの森」(兵庫県川西市)で植樹活動を行った。 同社では09年から20年間で100万本の植樹をするプロジェクトを推進していたが、既に100万本の植樹目標を大きく更新している。 現在は、同期間内で200万本の植樹を目指しているが、目標達成にはそれほど……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 合成ゴム各社の3月期中間決算 2014年11月25日 9時 ブタジエン下落で減益に 合成ゴム、化学メーカーの3月期中間連結決算が出そろった。合成ゴムを主力事業とするJSR、日本ゼオンはじめ、EPDM主体の三井化学、住友化学、BRを生産する宇部興産、SBRを中心とする旭化成ケミカルズ、CRを生産する電気化学工業、 東ソー、シリコーンゴムの信越化学工業、フ……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルトエンドレスの輪が繋がった 2014年11月24日 12時 日本ベルトエンドレス工業会(野崎晃会長)にとって、空白だった北海道地区にベルトエンドレス工業会を立上げることが長年の懸案となっていた。 今年6月の定時総会では、「まずは北海道で活動しているベルトエンドレス企業への参加要請から始める」ことが報告されており、その後、野崎会長を中心に、参加要請のお願……
ゴムタイムス社 取材メモ 洗剤の技術をゴム薬品に応用 2014年11月24日 10時 ブリヂストンは花王と共同で、シリカの分散性を飛躍的に向上させる配合剤を開発した。今や、高機能タイヤには欠かせないシリカだが、親水性の高さからゴムの中で凝集しやすく、その性能を発現させるためには、いかにシリカを分散させるかが鍵となっていた。 そこで着目されたのが、水と油の界面(境目)を制御する花……
ゴムタイムス社 取材メモ 総選挙と新聞印刷用ゴムロール 2014年11月22日 14時 再増税先送りの判断を固め、国民に信を問うために衆議院が解散され、「12月2日公示、14日投開票」の衆院総選挙が行われる。 候補者のポスター印刷や各政党のマニフェスト告示、政党機関誌、候補者紹介などの印刷物の注文で印刷業界の動きがあわただしくなってきた。 印刷機械に使用される印刷用ゴムロールの動きに……
ゴムタイムス社 取材メモ 事業構造改善費用は4年で回収 2014年11月17日 12時 住友理工は、先に欧州子会社の事業構造の改善について発表を行った。これに伴う費用を特別損失として計上したことで、今期の四半期純利益は大幅減となったが、前田裕久常務執行役員は決算説明会で、この費用は4年程度で回収できるとの見込みを示した。 事業構造改善の対象となっているのは、
ゴムタイムス社 取材メモ 人材確保に取り組む中小企業 2014年11月17日 12時 中小企業が持続的な成長を実現するための施策には、他社との差別化、生産性の向上、付加価値の高い製品・サービスの提供など、様々なものが挙げられる。そして、どの施策にも欠かせないのが「人材」である。 最近は、以前にも増して人材を確保できな
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ点検の終わりなき道 2014年11月17日 10時 今年も日本自動車タイヤ協会(JATMA)が「東名高速道路浜名湖サービスエリアタイヤ点検」を実施した。浜名湖でのタイヤ点検は、東名高速が全線開通した当初より行われており、今年で46回目。 昨年の浜名湖で気になる数字が出た。タイヤ点検を行った自動車195台のうち、整備不良が見つかった車が
ゴムタイムス社 取材メモ ブタジエン価格と合成ゴム市況 2014年11月11日 12時 JSRのエラストマーの販売数量は直近の2Q(7~9月期)は1Q(4~6月期)に対して2万3000t増加、率にして約15%増と売上高も同112%と期中から回復基調に入っているという。下半期の為替レートは円ドル100円、ただし足元は円安。為替は多角化部門で1円の円安で営業利益4億円が効いてくる。 下期……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムの可能性示した人工尾びれ 2014年11月10日 12時 沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館のバンドウイルカ「フジ」が1日、死んだ。10年前、病気で失った尾びれの替わりに、世界で初めてシリコーンゴム製の人工尾びれを装着することで、本来の泳ぎを取り戻したイルカだ。 その開発に携わったのはブリヂストン。フジの死を機に、映画にもなった開発ストーリーを振り返ってみ……
ゴムタイムス社 取材メモ 経営環境替え不振脱却へ 2014年11月10日 12時 2015年3月期の第2四半期決算で営業利益が赤字となった日東化工は、10月1日付けで会社組織を変更し、本部制から以前の事業部制に戻した。各事業部が損益に責任をもって事業を行っていくのが狙いである。 新組織では、精錬事業・ゴム事業・樹脂事業・技術開発・モノ造りの5部門を設け、曽根一祐取締役が精錬事……
ゴムタイムス社 取材メモ 料理でファルケンの認知度UPを 2014年11月10日 10時 東京・北青山に「ファルケンカフェ アオヤマ」がオープンした。場所は青山通りからほど近い、いちょう並木の入口。 住友ゴムは「ロイヤルガーデンカフェ青山」の協力を得て、店内を欧州のモータースポーツシーンで人気の高い「ファルケン」ブランドのイメージに統一し、11月4日から16日まで期間限定で開業している……
ゴムタイムス社 取材メモ 臭いのないゴムが開発される!? 2014年11月4日 12時 住友ゴムが所有するタイの天然ゴム加工場を見学した。 この工場では天然ゴムの開発を主な目的としており、ゴムの粘土管理や分子レベルでの研究など、天然ゴムの品質向上が具体的な研究課題となっている。 そんな中で、ゴムの品質とは直接関係ない研究も行われている。それが、臭気のない天然ゴムの開発だという。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 認証遅れの背景は 2014年11月3日 12時 JSRの2015年3月期第2四半期決算説明会で、平野勇人上席執行役員は、上半期不振だったエラストマーが、下半期は回復するとの見方を示した。 その理由の一つとして挙げたのが、タイでS―SBRの販売が立ち上がってくること。S―SBRの製造会社であるJSR・BSTエラストマーは、すでに稼働を開始してい……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 エアバッグ問題を他山の石に 2014年11月3日 12時 世界第2位のエアバッグメーカーであるタカタの製品不具合によるリコール問題は、依然として収まる気配はない。この問題の一因として、急速な海外進出が指摘されており、海外進出が続くゴム関連企業にとっても、この問題から学ぶことがあるかもしれない。 このエアバッグのリコールが始まったのは2008年11月とい……
ゴムタイムス社 取材メモ PVCアワードの遊び心 2014年11月3日 10時 軟質塩ビ(ソフトPVC)素材への理解と新たな価値創造を目指し、今年で4回目の開催となった「PVCデザインアワード」。 先ごろ行われた授賞式において、受賞作品の発表後、講評を行った同賞の大竹美知子審査委員長(デザイナー、共立女子大学非常勤講師)は、「今回の『私が欲しい!と思うもの』というテーマに……
ゴムタイムス社 取材メモ 新興企業には総合力で対応 2014年10月27日 12時 ブリヂストンの中期経営計画の説明会の質疑応答で、新興のタイヤメーカーへの対応に関する質問が出された。その背景にあるのは、世界市場で韓国や台湾、中国などのメーカーがじわじわとシェアを伸ばしていることだ。 これに対し津谷正明CEOは、
ゴムタイムス社 取材メモ 「言葉」のISO化も必要 2014年10月27日 12時 避妊具・性感染症予防具の国際規格を議論していた「第31回ISO/TC157東京国際会議」が成功裏に閉会した。 日本が新規規格を提案していた「薄型コンドーム前処理試験法」については、新たに設置されたTGで、薄型製品を正しく評価するための規格案を分析・検証することが決まった。 少々気が早いかもしれな……