ゴムタイムス社 取材メモ 「安全第一」が生んだ美しい夜景 2017年6月26日 10時 地域活動を通じた社会貢献を重視する企業が増えている。その中で、少し変わった形での地域活動も出始めている。 旭カーボン(新潟市東区、大橋牧夫社長)は、創業66年を迎えるカーボンブラック製造・販売の専業メーカー。創業当時の本社周辺は、葦原が広がる中に工場が点在する自然豊かな場所だったそうだが、その後……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本人レーサーへの期待 2017年6月26日 10時 世界三大自動車レースの1つであるインディ500を、日本人で初めて佐藤琢磨選手が制した。空のF1とも言われるエアレースでは、室屋義秀選手が今シーズン2連勝を飾るとともに、千葉大会を2連覇した。 日本の自動車やタイヤメーカーなどは世界トップレベルの製品をワールドワイドに供給しており、モータースポー……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 安全・環境への配慮進む手袋 2017年6月19日 10時 厚生労働省は16年12月、医療機器製造販売業者に対し、18年末までに医療用パウダー付き手袋をパウダーフリー手袋に切り替えるように通知した。 これは、米食品医薬品局(FDA)が16年12月、医療用手袋に塗布されているパウダー(コンスターチ等)がアレルギー誘発のリスクを高める可能性があるとして、パウダー付き……
ゴムタイムス社 取材メモ AI普及に伴う環境 変化に適切な対応を 2017年6月19日 9時 米グーグルが開発した囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁」が世界最強とされるプロ棋士、柯潔九段との三番勝負で連勝し、世界に衝撃を与えた。 AIに加え、パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながるIoT「Internet of Things」が産業構造を……
ゴムタイムス社 取材メモ 性能面で声かけが必要 2017年6月19日 9時 先日開かれた自動車用品小売業協会(APARA)の総会後の懇親会で、国土交通省自動車局整備の久手俊彦課長補佐が来賓のあいさつをした。そのなかで、ユーザーに部品の性能面での声かけが必要になってくるのではないかと述べていた。 久手課長補佐によると、昨年度の整備総売上高は5・4兆円で対前年比2・2%減……
ゴムタイムス社 取材メモ 組合活動に参加し課題解決を 2017年6月19日 9時 先日開催された西部ゴム商組の総会で近畿支部の通常総会も開かれた。 支部総会のあいさつで、ムツボシの田井登副支部長は中小企業が抱える課題について、第1に人材の確保の難しさ、第2に従業員の高齢化と経営者そのものの高齢化、最後は後継者への引き継ぎの問題などの3つを挙げた。 田井副支部長はこの3つを解……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴムチップ人工芝は安全 2017年6月12日 9時 「ゴムチップ充填材を使用した人工芝上でのスポーツ競技は安全」 人工芝の再生タイヤゴムチップに関する健康リスク調査の初期評価結果がオランダの国立公衆衛生環境研究所(RIVM)から発表(2016年12月)された。 評価結果は、「ゴムチップは多数の物質(PAHs、金属類、可塑剤、BPA等)を含有してい……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ技術搭載したランニングシューズ コンチネンタルタイヤ・ジャパン 2017年6月12日 9時 タイヤに求められる最も重要な性能は、どんな路面状況でもしっかりとグリップする力、つまり「すべらない」力だ。そのタイヤ技術は、すでに人間が走る場面に応用されていることをご存じだろうか。 世界屈指のタイヤメーカーである独コンチネンタル社は、2009年から、同じくドイツに本拠地を置くスポーツシューズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 健康介護事業に期待 2017年6月12日 9時 住友理工は中計V2020で、住環境・健康介護分野でも注力している。同社の健康介護分野では、体圧検知センサー「スマートラバー(SR)センサ」を独自開発し、それを活かした体圧検知センサー「SRソフトビジョン」シリーズをはじめ、胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」、SRアクティブマットレス「体圧……
ゴムタイムス社 取材メモ NOKが新3ヵ年計画策定 2017年6月7日 17時 NOKは、5月11日に開催された決算説明会で、今年度を初年度とする新3ヵ年計画を発表した。 スローガンに「持続性ある企業体質の構築」を掲げた上で、1バランスのとれた顧客校正の構築、2ダントツ品質の定着、3実効性あるBCMの構築、4人間尊重経営の実践の4つを基本方針を掲げた。 数値目標としては、2……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期営業利益ランキング 2017年6月5日 10時 売上高のランキングが前期に比べてそれほど変わらなかったのに対し、営業利益のランキングはかなりの変動があった。 まず、前年1位だったNOKと2位の豊田合成の順位が入れ替わり、3年ぶりに豊田合成が首位に返り咲いた。 いずれも減益だったが、豊田合成は増販効果や欧州での立ち上げ費用の減少などにより、自……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車用ゴム製品出荷が回復基調に 2017年6月5日 9時 ベルト、ホースを除く自動車用ゴム製品を中心とするべ工業用ゴム製品の生産・出荷が昨年末から堅調な伸びを見せている。 経済産業省がまとめた本年2月の工業用ゴム製品の生産は新ゴム量で1万4583tで前年同月比3・2%増、出荷金額は588億4301万4000円で同11・0%増となり、7ヵ月連続でプラスと……
ゴムタイムス社 取材メモ 天然ゴムはマネーゲーム 2017年6月5日 9時 先日開催された墨東ゴム工業会の定例総会終了後に開催された加藤事務所の加藤進一社長の講演で、昨年末の天然ゴムの上昇について触れていた。
ゴムタイムス社 取材メモ バンドーI・C・Sのシナジー効果 2017年6月5日 7時 バンド化学は4月1日に、西日本バンドーと東日本バンドーの両販社を統合した「バンドーI・C・S」を設立した。 17年3月期連結決算の説明会で中村恭祐取締役常務執行役員は、販社統合によるシナジー効果について「効果が出るのはこれからだ」と前置きをした上で、「一番効果が出てくるのは在庫の効率化だ。両販社……
ゴムタイムス社 取材メモ 新理念のもとグローバル展開 2017年6月5日 6時 先日開催されたニッタの決算説明会で、新田元庸社長が3月に発表した新ニッタグループ理念の重要性を説き、今期の3つのビジョンを明らかにした。 一つ目は、中計V2020フェーズ3の策定に向け戦略的に構築していくことを挙げた。フェーズ3では新しい事業環境や競合環境を見据え次の成長戦略を描いていくとし、……
ゴムタイムス社 取材メモ 地震対策の意識が高まる 2017年6月5日 5時 先日開催された住友理工の17年3月期の決算説明会で、一般産業用品の住環境事業では、国内市場で地震対策用制震ダンパーの需要増に伴い売上が増加した。制震関連に付随する製品は、15年度対比約2割増の伸びを見せたという。
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の17年3月期売上高ランキング 2017年5月29日 10時 主要上場ゴム企業22社の2017年3月期決算が出揃ったのを受け、売上高をランキングした。 円高が響き、22社のうち12社が減収となる中、6位の西川ゴム工業と7位のバンドー化学、8位のアキレスと9位のオカモトの順位が入れ替わった以外は、前年同期からの変動はなかった。 1~3位はいずれも自動車用ゴム部品……
ゴムタイムス社 取材メモ 信頼を高める販売へ 2017年5月29日 9時 4月21日に開催された「第5回全国バンドー会」の終了後に行われた「全国バンドー会代理店様お礼の会」の乾杯のあいさつで、荒木孝バンドー・I・C・S代表取締役社長が今後の目指すべき方向性を示した。 荒木社長は「皆様方とより信頼を得ていく仕事を目指していく」とした上で、その信頼を得るためには、製品力や品……
ゴムタイムス社 取材メモ 「すべりにくい消しゴム」が大人気 2017年5月29日 9時 春を迎え、受験をくぐり抜けた学生らの笑顔がまぶしい季節となった。おそらく、受験生だった時期には、数多くのお守りや「合格祈願グッズ」を心の支えに、受験勉強に打ち込んでいたのだろう。 ところで、ゴム業界には、受験生に大人気の合格祈願グッズがあることをご存じだろうか。その商品とは、横浜ゴムがスポーツ……
ゴムタイムス社 取材メモ クロロプレンの事業環境が改善 2017年5月29日 9時 「電子先端製品をはじめ全セグメントでの数量増効果が石化製品のスプレッド縮小や先行投資負担増をカバーし、売上高は過去最高の4000億円、営業利益は過去最高と同水準の300億円の増収増益を見込んでいる」。デンカの決算発表席上、次期18年3月期業績見通しを語るのは本年4月1日付で社長に就任した山本学社長……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 輸出が20ヵ月ぶりに増加 2017年5月22日 10時 先日この欄で、2月のゴム製品の輸出が19ヵ月連続で減少となり、今後もプラスに転じるのは難しそうだと書いた。 ところが、3月は20ヵ月ぶりにプラスとなった。見通しの甘さを恥じるほかないが、意外だったのは、自動車タイヤの輸出が20ヵ月ぶりにプラスに転じたことだ。 最大輸出品目であるタイヤがプラスとなった……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 保護主義化に歯止め 2017年5月15日 10時 先週は日本にとっても大きな意味を持つ、2つの大統領選挙が行われた。1つはフランスであり、もう1つは韓国である。 フランス大統領選の決戦投票では、エマニュエル・マクロン候補が勝利した。これにより、英国国民投票でのEUからの離脱支持派の勝利、米国大統領選挙でのドナルド・トランプ候補の勝利による、保……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 インド合成ゴム市場への期待 2017年5月1日 10時 インドの合成ゴム市場では、自動車部品向けや公共工事、インフラ整備にかかわるCR(クロロプレンゴム)とEPDMの需要が活発化している。 CRは耐熱性・耐疲労性・耐オゾン性・耐炎性・耐油性・耐化学薬品性などの特徴を有する合成ゴムで、主に各種自動車部品・電線・ベルト・ホースといった工業用ゴム製品や接……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界に広がる化学物質規制 2017年5月1日 9時 化学物質の規制強化が国際的な潮流になっている。EU(欧州連合)のリーチ規制やローズ指令に倣い、「中国版ローズ」「インド版ローズ」などアジアでも化学物質規制に対する法制化が進んでいるからだ。 リーチ規制は、EU内での化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する規制。規制対象の化学物質は、環境や人体……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ちゃんと買い」浸透に手応え 2017年5月1日 9時 ブリヂストンの清水実執行役専務は4月7日、湘南菱油丸山台営業所で行われた「タイヤの日」安全啓発活動で、同社が提唱する「ちゃんと買い」が浸透してきたと述べた。 ちゃんと買いは、新車装着タイヤの性能を基準に、補修タイヤを選んで欲しいとの理由で名付けたもの。 同営業所で清水氏は、エンドユーザーは15秒……
ゴムタイムス社 取材メモ チントゥラートの由来は 2017年5月1日 9時 ピレリの日本市場専用タイヤ「チントゥラートP6」の新製品発表会が行われた。製品説明をしたプロダクトマーケティングマネージャーの市川仁氏が「チントゥラート」の由来などを発表会で紹介していた。 この「チントゥラート」という名前はイタリア語で「ベルトを巻いた」という意味で、1950年代にピレリがラジ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 減少続くゴム製品輸出 2017年4月24日 9時 財務省が先日発表した2月の国際収支統計(速報)によると、経常収支は前年同月比18・2%増の2兆8136億円の黒字で、2月としては過去最大の黒字額だった。黒字は32ヵ月連続。貿易収支については同1兆768億円の黒字、輸出は同12・2%増の6兆3339億円だった。 通関ベースの貿易統計(確報値)では、主……
ゴムタイムス社 取材メモ 合成ゴムへの強い価格圧力 2017年4月24日 9時 ランクセスの2017年度の活動に関する記者説明会で、辻英男社長は独ランクセスの16年度の業績に触れ、その中で合成ゴム部門の「アランセオ」の現状について「強い価格プレッシャーを受けている」と述べた。 16年度の売上高は前年比3%減だった。その要因として、辻社長は「一昨年から続いているナフサと原油価格……
ゴムタイムス社 取材メモ 海外機関と連携強化目指す 2017年4月24日 9時 4月に開催されたJATMAの「4月8日タイヤの日」イベントで、池田育嗣会長は海外の関係機関と連携について日本のタイヤメーカーはグローバルでも力を持っていることを示し「従来も海外の関係機関とは連携があったが、グローバルでお互いに問題解決していかなくてはいけない課題がある。例えばタイヤの転がり抵抗の……
ゴムタイムス社 取材メモ ワークライフバランス実現へ 2017年4月24日 9時 ゴム連合の2017年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日を終えて、大半の企業が妥結した。 ゴム連合では、今年の重点実施事項として①賃金、②一時金、③ワーク・ライフ・バランスの実現の3つを挙げていた。その中で、ワーク・ライフ・バランスの実現については、ゴム連合の総実労働時間が2000時間以上……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤ値上げが出揃う 2017年4月17日 9時 タイヤメーカー各社の国内市販用タイヤの値上げがほぼ出揃った。 タイヤの主要原料である天然ゴム価格の高騰に加え、合成ゴムやカーボンブラックなど石油化学関連の原材料も高止まりしている。これに対し、各メーカーは原材料価格の上昇を吸収するため、企業努力を行ってきたが、それだけでは吸収することが困難だと……
ゴムタイムス社 取材メモ 株主総会の来場者が大幅に減少 2017年4月10日 10時 3月24日に開催されたブリヂストンの第98回定時株主総会に来場した株主数は374人で、昨年の630人に比べ大幅に減少した。 プレス向けの説明会で、その理由について問われた同社は、主な要因として株主自体が減少したことを挙げた。昨年の株主総会時には8万人台だったが、今年は6万人台に減っているという。 ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 新天然ゴム原料が不可欠に 2017年4月10日 10時 ゴム関連製品の値上げラッシュが収まりそうにない。ナフサやブタジエン価格などの高騰により、合成ゴムや熱可塑性エラストマー、樹脂などの素材メーカー各社が相次ぎ値上げを実施している。 こうした中、天然ゴムを始めとする原材料価格の上昇により、横浜ゴムが国内市販用タイヤの値上げを発表したのを皮切りに、他……
ゴムタイムス社 取材メモ 物流コスト上昇を懸念 2017年4月10日 9時 東部ゴム商組のべルトホース部会は3月23日、べルトホース商工懇談会で「ベルトホース流通動態統計調査」を発表した。 同調査は1982年からベルトとホースを隔年で実施してきたが、15年からベルトとホースの合同調査に変わり、今回で3回目の合同調査になる。 同調査は組合対象地区のベルト・ホース取扱商業者の……
ゴムタイムス社 取材メモ 採用広がるカラーコンクリート 2017年3月27日 9時 ランクセスはここ数年、無機顔料(バイフェロックス)で着色されたコンクリート建築の多様性や芸術性、技術特性を広めるための取り組みを「カラーコンクリートワークス」と銘打ち、日本でもその取り組みに注力している。 その一環として、3月7日~10日に東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2017」で、……
ゴムタイムス社 取材メモ トランプ政権は追い風 2017年3月27日 8時 東洋ゴム工業は、今年を初年度とする4ヵ年の新中期経営計画「中計’17」を策定した。先日開催された策定記者会見の中で、トーヨータイヤU・S・A会長とニットータイヤU・S・A会長を兼任する水谷友重常務執行役員が米国のタイヤビジネスの状況を説明した。 水谷氏は「シェールオイルが産出している地域で……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~12月期売上高ランキング 2017年3月6日 9時 主要上場ゴム企業22社の2017年3月期第3四半期決算が出揃ったのを受け、同四半期の売上高をランキングした。 主に円高の影響により、22社のうち16社が減収となる中で、1位豊田合成と2位NOK、7位オカモトと8位西川ゴム工業、17位ナンシンと19位日東化工が入れ替わった以外は、前年同期からの順位の変動は……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本市場に合った車を 2017年2月27日 9時 米国でトランプ政権が発足して20日で1ヵ月が経過した。発言については相変わらずなようだが、ゴム関連で気がかりなのは、やはり主要需要産業である自動車への対応だ。 トランプ大統領は、米国車が日本で売れていないことを指摘していた。しかし、売れないには、それなりの理由がある。 米国車に対する日本人の一般……
ゴムタイムス社 取材メモ 熊本地震で性能を発揮したミライエ 2017年2月27日 9時 住友ゴム工業は、1月27日に京都大学防災研究所で住宅用制震装置「MIRAIE(ミライエ)」の性能を確認する実大振動台実験を実施した。昨年4月に発生した熊本地震と同規模の震度と回数で、実物大の木造2階建住宅を揺らす実験を行い、「ミライエ」装着の住宅に損傷がないことを確認した。 実際に起きた熊本地震……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 外部資源の活用が不可欠に 2017年2月20日 9時 ここ数年、大型のM&Aや事業統合、業務提携、共同研究などが盛んに行われるようになっている。 海外でM&Aや業務提携などを積極的に展開しているのはタイヤメーカーだ。この1年ほどを見ても、ブリヂストンはフランスの大手タイヤ小売りを買収したのに続き、ドイツの大手タイヤ小売りとジョイントベンチャー事業……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 メキシコ進出企業の懸念 2017年2月13日 9時 本紙がまとめた昨年下半期のゴム関連企業の海外進出では、2年前に比べ3割以下に減少した前年から、さらに減少したことが分かった。これにより、海外進出はひとまず落ち着いたと言える。 ただ、米国のトランプ新政権が北米自由貿易協定(NAFTA)を見直す考えを示したことで、メキシコに進出した企業は、対応策……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原材料の値上げ続く 2017年2月6日 9時 原材料メーカー各社の値上げが相次いでいる。ナフサやブタジエンなどの価格高騰に伴い、製造コストが上昇しているためだ。原料価格の低下により売り値が下がっていた企業には朗報と言えるが、アジア市場での需給タイト感も出始めており、今後の動向を注視する必要がある。 本紙が把握しているだけでも、昨年下半期か……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 どうなる?今年の新ゴム消費 2017年1月30日 9時 日本ゴム工業会が今年の新ゴム消費予想量を発表した。自動車の国内生産が回復傾向にあることやオリンピック、震災復興などでインフラ整備が進むと見られることから、129万3200tで前年比0・6%増と、6年ぶりにプラスになる見込みとなった。 ただ、トランプ新政権がTPP離脱を決め、日本の自動車市場を「……
ゴムタイムス社 取材メモ 次世代IRもたらした重合触媒 2017年1月30日 9時 ブリヂストンが天然ゴムを上回る性能のイソプレンゴム(IR)の合成に成功したのは、新しい重合触媒としてガドリニウム(Gd)触媒を開発できたからだ。 従来のIRの重合触媒には、リチウム・チタン・ネオジムなどが使われていた。しかし、これらの触媒を使って合成したIRは、ゴムの性能を示すシス率が94・0~9……
ゴムタイムス社 取材メモ フコク海外拠点の増強続く 2017年1月30日 9時 フコクの齋藤祐二執行役員総合企画室長は、12月9日に行った決算説明会の中で、グローバルでのグループの人員が3月の6828人に対し、9月は7126人と298人増加したことを紹介した。 特に大きく増えているのはタイのサイアムフコクで230人、次いで
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トランプ政権に望むのは 2017年1月23日 10時 米国でドナルド・トランプ大統領が誕生した。 これまで、メキシコへの工場移転を計画している企業をツイッターで非難して計画をやめさせたり、記者会見で質問への回答を拒否したり、超大国の指導者らしからぬ言動が世界の関心を集めてきた。次期大統領から現大統領になったことで、その姿勢に変化はあるのだろうか。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「ドクター・ハリボー」登場! 2017年1月23日 9時 特殊化学品メーカー、ランクセスは、CSR活動の一環として若者と音楽を支援している。東日本大震災により被災した子どもたちを対象とした、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」の活動を支援しているのもその一つで、これまで岩手県山田町、同陸前高田市、宮城県石巻市の3地域で「子どもまち……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 持続可能な天然ゴム経済実現へ 2016年12月12日 9時 国際ゴム研究会(IRSG)が提唱する天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブ(SNR―i)の趣旨に賛同し、その活動に参画する生産から消費に至る天然ゴムのサプライチェーンの参加企業が増えている。 この天然ゴムを持続可能な資源とするためのイニシアティブは経済・環境・社会の三本柱が調和した持……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム上場企業の4~9月期営業利益ランキング 2016年12月5日 10時 主要上場ゴム企業22社の17年3月期第2四半期の売上高ランキングが、前年同期と比べてほとんど変動がなかったのに対し、営業利益のランキングは大きく変動した。 1位には前年2位だった豊田合成が入り、前年1位の