ゴムタイムス社 【取材メモ】たら、ればをやめる 2017年12月7日 11時 巨人打撃総合コーチの吉村禎章氏は、11月17日に開かれたヤマカミ共進会でヤマカミの得意先・仕入先をはじめ、ヤマカミ社員を前に「野球が教えてくれたこと」と題する講演会を行った。 講演会最後で吉村氏は自身が大切にしている3つの考えを紹介した。それによると、一つ目は答えは一つではないこと(いろんな角度か……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期営業利益ランキング 2017年11月30日 13時 1~6位に変動がなかった売上高ランキングと異なり、営業利益は大きく順位が変動した。 前年同期に4位だったJSRが、4~6月期に続き1位。2位には前年同期と4~6月期に4位だったNOKが8割近い増益により入った。3位の日本ゼオンも5割を超える増益となったが、NOKの躍進により、前年同期と4~6月……
ゴムタイムス社 取材メモ タイヤ事業の復権図る横浜ゴム 2017年11月30日 10時 創業100周年を迎えた横浜ゴムは次期中計(GD2020)でタイヤ事業の復権を目指す。 「創業時の国内タイヤ市場において当社は首位の座を得ていましたが、今現在は3位であり、世界ランキングを見ても、以前、当社が技術供与をしていた韓国の韓国タイヤに抜かれ世界8位の位置にある。我々はこうした現状に真摯……
ゴムタイムス社 取材メモ 市場上回るS―SBRの伸び 2017年11月30日 10時 JSRの決算説明会の質疑応答の中で、小柴満信社長はS―SBRの上期の販売量について「前年同期と比べてほぼ横ばいだった」と述べた。 これは、前年度の上期はタイの合弁会社のプラントが本格稼働したことで、販売量が伸びたという特殊要因によるものだ。今期の第1四半期と第2四半期の比較では、11%程度伸びてい……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~9月期売上高ランキング 2017年11月22日 11時 前年同期と比べ、1位豊田合成から6位バンドー化学までの順位に変動はなかった。 微増だった9位のオカモトは、西川ゴム工業とアキレスが4%台の伸びとなったことで、前年同期の7位から2つランクを落とした。西川ゴムとアキレスはその分、2つランクを上げた。 ニッタと三ツ星ベルトのベルト2社は、昨年同期は……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 タイヤの最先端技術が集結 2017年11月16日 10時 東京モーターショーが閉幕した。今回もタイヤ各社の次世代を見据えた最先端技術が集結して、見ごたえのある展示内容だった。 ブリヂストンは低燃費タイヤ「エコピア・ウイズ・オロジック」や空気充填不要なタイヤを紹介。住友ゴム工業は新しい技術コンセプトとして「スマート・タイヤ・コンセプト」を発表し、その核……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 中小ゴム企業の景況感が改善 2017年11月10日 12時 日本ゴム工業会は9月29日に「中小企業会員景況調査」を行い、10月16日に集計を行った。「業況判断」については、7~9月期実績と10~12月期見通しともにDI指数が大幅なプラスとなっており、ゴム産業の中小企業の景況感が改善していることが分かった。 調査項目は「業況判断」「売上額」「経常利益」「販売価格」……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 原点に立ち返り信頼回復を 2017年10月27日 13時 東芝の粉飾決算が記憶に新しい中で、神戸製鋼所が製品強度のデータを改ざんしていたことが判明、日産自動車は無資格の社員が完成検査を実施していたことが明らかになった。不祥事ではないが、日立製作所が製作した英国の鉄道向け車両が、営業運転開始の初日にトラブル続きだったという。 これまで「メイド・イン・ジ……
ゴムタイムス社 取材メモ ブリヂストンのORタイヤ 2017年10月27日 12時 日本ゴム精練工業会の臨時総会の前に、コマツが創設した「こまつの杜」を見学した際、超大型ダンプトラック930Eを見学した。このダンプトラックに装着しているのが、ブリヂストンのORタイヤ。同タイヤは高さが約4m、重さは約5tとなっており、世界最大級ののタイヤとなっている。 こまつの杜の説明員がOR……
ゴムタイムス社 取材メモ 日本のホースが選ばれる理由 2017年10月26日 15時 建機市場が好調だ。国内では今年8月の排ガス規制強化に伴う駆け込み需要が発生し、海外では住宅投資が好調な米国を始め、中国やアジアの新興国も堅調に推移。世界中で建機市場が活況なことから、油圧ショベルなどに使われる高圧ホースも品薄になっているという。 さらに、海外では、これまでの「安かろう悪かろう」……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 EVOHで食品ロス防止へ 2017年10月21日 13時 16日は世界食料デーだった。国連によると、世界の飢餓人口は全人口の約1割に当たる8億1500万人に達した。一方、国連食糧農業機関(FAO)によれば、世界では年間13億tほどの食品が廃棄されており、これは世界の飢餓人口を養えるほどの量に当たるという。 したがって、食品ロス問題の解決は飢餓問題の解決に……
ゴムタイムス社 取材メモ 五輪金メダルへの技術 2017年10月20日 14時 ブリヂストンは東京オリンピック自転車競技の日本代表チームに、短距離種目用自転車を供給することになり、その記者発表会で、関口匡一ブリヂストンサイクル社長は自転車開発の考え方について説明を行った。 短距離競技用自転車の開発に当たっては「解析・予測技術」「評価技術」「設計・製造技術」の3つが重要にな……
ゴムタイムス社 取材メモ タイムリーな見学会 2017年10月20日 13時 日本ゴム協会関東支部は、毎年秋の恒例行事として、ゴムに関連する工場を見学する「施設見学会」を開催している。9月下旬に行われた今年の見学会は、正会員・賛助会員・学生会員の44人が参加し、試験機大手のスガ試験機日高川越工場(埼玉県日高市)と自動車メーカーのホンダ寄居工場(埼玉県大里郡寄居町)を訪れた。……
ゴムタイムス社 取材メモ 水の事故防止に期待 2017年10月13日 11時 この夏も水の事故が相次いだ。無謀な遊泳などで事故に遭うのは仕方がないとしても、誤ってため池や川、海などに落ちて命を失うのは残念だ。 特に、おぼれた人が助かって、救助しようとした人が命を落とすケースが結構あり、気の毒でならない。そうした事故を少しでも減らすために必要なのが救命具だ。 先日開催され……
ゴムタイムス社 取材メモ ベルト業界の課題 2017年10月13日 10時 ベルト業界全体でベルトのエンドレス加メーカーの高齢化対策が急務となっている。各ベルトメーカーとベルトのエンドレス加工メーカーとの関係は重要であり、各ベルトメーカーは対策を練っている状況だ。 そこで、三ツ星ベルトは、同社の名古屋工場で樹脂製コンベヤベルトの加工訓練学校「NSアカデミー」を
ゴムタイムス社 取材メモ ホッティーポリマーの技術開発 2017年10月13日 10時 9月22日まで関西のインテックス大阪で開催されていた第5回高機能プラスチック展で、ホッティーポリマーが出展していた。 同社は毎年、新製品の顧客ニーズを把握するため、積極的に展示会に出展している。そのために、同社では技術開発の会議を毎月実施しているほか、技術や製造、営業などの各担当者を集め3カ月に……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 復刻版タイヤへの期待 2017年9月29日 12時 日本の自動車メーカー各社が、生産終了したかつての名車の純正部品の販売再開やレストア(修復)のサービスを行うことを発表した。それに呼応して、タイヤメーカーもレストア向けタイヤやヒストリックカー向けタイヤの販売に乗り出した。日本でも真の「自動車文化」への動きが始まったと言えそうだ。 悲惨な交通事故……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ブタジエン価格が再騰 2017年9月22日 15時 合成ゴムやABS樹脂の主原料であるブタジエン価格が8月以降からじわじわ高騰し、9月16日現在のアジアスポット価格はトン当たり1500ドル強に達している。 ブタジエンのアジア市況は昨年9、10月に1579ドル/tまで上昇。中国の合成ゴム需要拡大などを背景に、2月には3008ドル/tと倍の水準まで上昇……
ゴムタイムス社 取材メモ ゴム技術をさらにスポーツで活用へ 2017年9月22日 15時 住友ゴム工業は子会社のダンロップスポーツと、海外で「ダンロップ」ブランドのスポーツ用品事業やライセンス事業などを行うダンロップインターナショナルを、住友ゴムに合併することを決定した。 このスポーツ事業統合の目的は、住友ゴムの持つ資金力や材料、研究部門などの経営資源を活かすとともに、ダンロップス……
ゴムタイムス社 取材メモ 新製品の開発・上市を推進へ 2017年9月22日 13時 クレハエラストマーの田中和広新社長は6月16日付けで親会社の東洋紡から転籍した。 顧客にあいさつ回りをする中で田中社長が感じたのは、「お客様の多くが当社製品の品質に満足していただいており、『クレハファン』が多いことが分かったことだ」という。 自動車部品をはじめ、玄関マットや靴底、杖の先など、ゴム……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月期営業利益ランキング 2017年9月8日 14時 営業利益のランキングは売上高と異なり、毎回大きく順位が変動する。今期も5社を除き順位が変動した。 その大きな要因は前年同期に電子機器部品事業の不振で営業利益が半減し、15位に転落したNOKの復活である。今期は4位に上昇したため、その間に位置する多くの企業がランキングを下げた。 1位には前年3位だ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 4~6月期売上高ランキング 2017年9月4日 10時 基本的にそれほど大きな変動のない売上高ランキングの中で、今期はニッタと三ツ星ベルトの順位が入れ替わり11位と12位、不二ラテックスと櫻護謨が1つずつ順位を上げて18位と19位に、日東化工は2つ順位を下げて20位となった。 いずれもベルトメーカーのニッタと三ツ星ベルトは、両社とも増収となったが2桁増となっ……
ゴムタイムス社 取材メモ 建機工会員の需要への見方 2017年9月4日 10時 日本建設機械工業会の需要予測では、今年度の出荷金額は前年比9%増となるも、来年度は同2%減になるとの見通しが示された。 国内・輸出別では、今年度の国内は同7%増、輸出は同11%増、来年度の国内は同6%減、輸出は2%増と見込まれている。 記者会見で説明を行った平野耕太郎会長は、これらの予測の背景と……
ゴムタイムス社 取材メモ カーボンブラックに品質回帰の動き 2017年9月4日 8時 東海カーボンの長坂一社長は、先日開催された決算説明会の中で、カーボンブラックの売上が増加している理由として、品質回帰の動きがあると説明した。 長坂社長によると、タイでの動きが一番顕著で、以前はタイヤメーカーが意識的に中国品を使用していたが「安かろう、悪かろうにも、限界が出てきたのではないか」と……
ゴムタイムス社 取材メモ 継続と発展を含めた最適な事業譲渡へ 2017年9月4日 8時 先日開催された東洋ゴム工業第2四半期決算説明会の質疑応答で、清水社長は7月に発表された建築用免震ゴムを除く化工品事業の事業譲渡の経緯について触れていた。 清水社長は、今回の事業譲渡は従来の事業譲渡や事業撤退という考え方ではなく、事業の継続や発展を図る方策として、ゴム化工品や硬質ウレタン製品の譲……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 拡大するIRラテックス需要 2017年8月28日 10時 手術用手袋に使用されるIRラテックスの需要が拡大している。 米国食品医薬品局(FDA)が昨年12月、医療用手袋に付いているコーンスターチなどのパウダーが安全性の面からリスク要因になりうるとして、パウダー付き医療用手袋の流通を差し止める措置を発表したためだ。 米国の医療機関からパウダー付き手袋が完……
ゴムタイムス社 取材メモ 北米での生産体制強化 2017年8月28日 9時 ブリヂストンの2017年12月期第2四半期連結決算の説明会で、江藤彰洋執行役副社長が17年12月期通期における同社のタイヤ販売数量予想を紹介した。 江藤執行役によると、17年12月期通期の乗用車用タイヤのPSRの販売数量は、前年比でグローバルで若干の増加、トラック・バス用タイヤのTBRは同1割弱の増加を……
ゴムタイムス社 取材メモ フィリピン工場火災の影響 2017年8月28日 9時 横浜ゴムの山石昌孝社長は決算説明会の冒頭、ヨコハマタイヤ・フィリピン(YTPI)の工場火災について説明したが、決算説明や質疑応答を通じて、この火災のもう少し詳しい影響が明らかになった。 まず、通期連結業績予想のうち、営業利益と経常利益を上方修正したものの、売上高と純利益は据え置くことになった。 ……
ゴムタイムス社 取材メモ 第1四半期好調も慎重な見通し 2017年8月21日 10時 日本ゼオンの18年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比18%増、営業利益は同38%増と好調だった。 ただ、説明会の質疑応答で第1四半期の評価や通期の見通しについて問われた古谷岳夫執行役員は慎重な姿勢を示し、通期予想の変更についても「時期尚早」と述べた。 同19%増で54億円となったエラストマー素材……
ゴムタイムス社 取材メモ 海外タイヤ市場の現況と対応策 2017年8月21日 10時 住友ゴム工業の2017年12月期第2四半期連結決算の説明会で、海外のタイヤ販売と競争激化について問われた池田育嗣社長は、北米・中国・中東・アフリカなどの状況を説明した。 北米ではSUV用タイヤが伸びており、その要因として、年初に発売した新製品が好評なことを挙げた。「生産が追い付かないほど」とのこ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 トヨタとマツダの資本提携 2017年8月21日 9時 トヨタ自動車とマツダが資本提携に踏み出すことになった。本紙がこのほどゴム関連企業を対象に実施した景況アンケートでも、今年度に期待される需要業界のトップに自動車が挙げられたように、自動車業界の動向はゴム業界にも大きな影響を与えることから、行方が気になるところだ。 今回の提携の目的は米国市場と環境……
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム 意識改革への強い意志 2017年8月7日 15時 東洋ゴム工業は先日、兵庫県伊丹市に移転した本社を報道陣に公開した。 挨拶に立った櫻本保常務執行役員は、新本社の説明の中で、5月29日に行われた「新本社稼動式典」での清水社長訓示を紹介した。 新本社稼動式典は、新本社大ホールに約600人を集めて開催された。清水社長は「調和・誇り・変革」の3つの言葉……
ゴムタイムス社 取材メモ まだ使われていたスパイクタイヤ 2017年8月7日 10時 冬のタイヤ商戦に向け、4社がスタッドレスの新製品を発表した。このうち、ブリヂストンは乗用車用の新製品「BLIZZAK(ブリザック)VRX2」の発表会と試乗会を横浜で開催した。 一般ユーザーを対象とした試乗会で、取材の合間に同社の開発担当者から、冬タイヤについていろいろ話を聞くことができた。意外……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 環境規制が追い風に 2017年8月7日 9時 旭化成と三井化学が相次いで海外拠点の能力増強に関する発表を行った。いずれも世界的な環境規制の強化により、製品需要が高まったことに対応するものだ。今後、環境規制はますます強まっていくと考えられ、技術力のある日本企業にとって、こうした状況は追い風になると言える。 旭化成は7月24日、シンガポールの低……
ゴムタイムス社 取材メモ 東洋ゴム 意識改革への強い意志 2017年8月6日 9時 東洋ゴム工業は先日、兵庫県伊丹市に移転した本社を報道陣に公開した。 挨拶に立った櫻本保常務執行役員は、新本社の説明の中で、5月29日に行われた「新本社稼動式典」での清水社長訓示を紹介した。 新本社稼動式典は、新本社大ホールに約600人を集めて開催された。清水社長は「調和・誇り・変革」の3つの言葉……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 冬タイヤ商戦に4社が新製品 2017年7月31日 9時 今冬のタイヤ商戦に投入される4社のスタッドレスタイヤ新製品が発表された。いずれも氷上性能の向上に、プラスアルファの性能を付与して独自色を打ち出している。 日本ミシュランタイヤは、乗用車用「Xアイス3プラス」と商用車用「アジリスXアイス」を発表。乗用車用は「Mチップ」と呼ばれる物質を「表面再生ゴ……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 軽自動車回復と値上げの影響 2017年7月24日 10時 日本自動車タイヤ協会(JATMA)によれば、今年上半期の四輪車のタイヤ販売本数は新車用が前年同期比6・8%増、市販用は同7・6%増と比較的高い伸びとなった。 新車用については、一昨年の4月に施行された軽自動車税増税の影響から回復してきたこと、市販用については、タイヤメーカー各社の夏タイヤの値上……
ゴムタイムス社 取材メモ 自動車防振、ホースで世界トップシェアに 2017年7月24日 9時 住友理工は自動車分野で世界5極開発・生産体制構築と海外OEMへの販路拡大を進めており、自動車用防振ゴム、ホースでの世界トップシェアを目指す。 防振ゴムの同社グループのマーケットシェアは16年度実績で日系向け48%、海外で10%を占め、世界全体で28%とトップシェアを誇る。同社の中計V2020の最終年度……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 ゴム製品生産に回復の兆し 2017年7月10日 10時 ゴム製品の生産・出荷が上向いている。4月のゴム製品出荷は4ヵ月ぶりに増加となった。牽引しているのはゴムホースと工業用ゴム製品だ。 経済産業省と日本ゴムホース工業会がまとめた4月のゴム製品生産・出荷金額によると、ゴムホースの生産は2ヵ月連続、出荷は6ヵ月連続でプラスとなった。 好調さをもたらして……
ゴムタイムス社 取材メモ 2枚看板で冬商戦へ 2017年7月10日 9時 日本グッドイヤーの金原雄次郎社長は、新製品プレミアムスタッドレスタイヤ「ICE NAVI(アイスナビ)7」の発表会のあいさつの中で、上期の業績について、1~5月の販売本数が前年同期比約20%増と、国内タイヤ販売全体の伸びを若干上回ったことを紹介した。 その要因として昨年、本格上市したオールシーズ……
ゴムタイムス社 取材メモ 「Mチップ」の正体は 2017年7月10日 9時 日本ミシュランタイヤは、スタッドレスタイヤとしては5年ぶりとなる2種類の新製品を、8月1日から発売する。 1つは乗用車用「X―ICE3+(アイス3プラス)」、もう1つは商用車用「AGILIS(アジリス)X―ICE」である。 乗用車用は現行品の「X―ICE3」に比べアイスブレーキ性能を向上させると……
ゴムタイムス社 取材メモ 「母親のような役割を」 2017年7月3日 9時 5月29日に開かれた大阪ゴム商業会の通常総会で、新会長に就任した大西健路宇都宮製作社長は、会長就任にあたって当会の歴史や会則を復習したという。 会則について、大西会長は「当会はゴム業界の健全なる発展に資するとともに、会員相互の親睦・協調を図ることを目的としている」と紹介。 また、大阪ゴム商業会と……
ゴムタイムス社 取材メモ 「四季島」に採用された技術力 2017年7月3日 9時 工業用ゴム製品商社のニシヤマは6月16日に開いた第73回ニシヤマ会で、西山正晃社長が17年度計画や経営方針を紹介したほか、各事業部長が17年度事業部方針や主要テーマについて説明した。 各事業部長の説明で目を引いたのは、競合他社にはないユニークな技術を持った商品を相次ぎ開発している点だ。 技術開発型商社……
ゴムタイムス社 取材メモ ビジョン実現へ着実な歩み 2017年7月3日 9時 先日の決算説明会で新中期経営計画を発表した藤倉ゴム工業の森田健司社長は、能力増強を行っている中国の安吉藤倉で、欧州自動車部品メーカーからの受注が決定したことから、次期投資も検討していることを明らかにした。 補足説明を行った雑賀隆明管理本部長によると、同社は中国に進出して20年になる。これまでは日……
ゴムタイムス社 取材メモ 世界の自動車需要見通し 2017年6月26日 10時 自動車部品工業会の志藤昭彦会長(ヨロズ会長)は、2016年度の自動車部品工業の経営動向に関する記者会見の席上、記者の質問を受けて今年のグローバルでの自動車需要についての見通しを示した。 北米での販売は15年がピークで、16年以降は市場縮小が続く見込み。ブラジルは低調のまま、ほぼ横ばい。 欧州では英……
ゴムタイムス社 取材メモ 「安全第一」が生んだ美しい夜景 2017年6月26日 10時 地域活動を通じた社会貢献を重視する企業が増えている。その中で、少し変わった形での地域活動も出始めている。 旭カーボン(新潟市東区、大橋牧夫社長)は、創業66年を迎えるカーボンブラック製造・販売の専業メーカー。創業当時の本社周辺は、葦原が広がる中に工場が点在する自然豊かな場所だったそうだが、その後……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 日本人レーサーへの期待 2017年6月26日 10時 世界三大自動車レースの1つであるインディ500を、日本人で初めて佐藤琢磨選手が制した。空のF1とも言われるエアレースでは、室屋義秀選手が今シーズン2連勝を飾るとともに、千葉大会を2連覇した。 日本の自動車やタイヤメーカーなどは世界トップレベルの製品をワールドワイドに供給しており、モータースポー……
ゴムタイムス社 取材メモ ミラストマー事業を社長表彰 2017年6月26日 9時 今年度を初年度とする新中計を発表した三井化学の淡輪敏社長は、モビリティ事業に関する説明の中で、4月にミラストマー事業に対し社長賞の表彰を行ったことを紹介した。 同事業は2008~10年ごろは赤字だった。しかし、従来の自動車内装表皮材やガラスのシール材などの採用拡大に加え、エアバッグカバーやステア……
ゴムタイムス社 ニュースの焦点 安全・環境への配慮進む手袋 2017年6月19日 10時 厚生労働省は16年12月、医療機器製造販売業者に対し、18年末までに医療用パウダー付き手袋をパウダーフリー手袋に切り替えるように通知した。 これは、米食品医薬品局(FDA)が16年12月、医療用手袋に塗布されているパウダー(コンスターチ等)がアレルギー誘発のリスクを高める可能性があるとして、パウダー付き……